TURN35 マレー侵攻の前にその六
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領した軍はニュージーランドに向かってもらう」
これも東郷と秋山が立てた戦略であるのは言うまでもない。
「あそこも大したことはないがな」
「五個艦隊で向かっているそうです」
田中が残り猿とパンダの艦隊がダメージを受けたので一時日本本土に戻ることになっていた。倍の相手に対して二個艦隊程度、しかも全滅でなく済んでいるのは上出来だった。
「そしてその五個艦隊なら」
「ニュージーランド占領も容易い筈だ」
「その通りですね」
「マレーの虎にはいい修理工場もある」
だからこそエイリスの東南アジア、オセアニアにおける最大の軍事拠点にもなっているのだ。
あそこを占領すればベトナム、インドへの重要な足掛かりになる」
「そして四国も占領すれば」
「もう後顧の憂いはない」
完全にだ。東南アジア、オセアニアは日本のものになるというのだ。
「心おきなくインドまで迎える」
「エイリス最大の植民地に」
「エイリスですが」
秋山が東郷の横から述べる。
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