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ヘタリア大帝国
TURN35 マレー侵攻の前にその五
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。台湾が話す。
「ここには伊藤さんと韓国と山本さんが向かってるから」
「そうなのかよ」
「私達は一月駐留して治安回復を兼ねた休憩の後でね」
 ダメージを受けた艦隊は既に日本本国に向かうことが決定している。
「ニュージーランドに向かうから」
「あそこも攻略するんだよな」
「ええ、そうよ」
 その為以外の何者でもなかった。
「後は宜しくね」
「ああ。来た敵は片っ端から叩き潰すぜ」
「怪我はしないでね」 
 台湾は血気にはやる田中を注意した。
「あんたも大切な提督なんだからね」
「へっ、俺がそう簡単にやられるかよ」
「そう思ってるのが一番危ないのよ」 
 台湾は咎める顔も見せた。
「全く。あんたは本当に無鉄砲なんだから」
「とにかくね。後は任せたからね」
 ハニートラップの艦隊もダメージを受けていない。それで彼女もニュージーランドに向かうことになっていた。ソロモンからすぐにニュージーランドに入ろうとなっていた。

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