TURN34 開戦と共にその十二
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んだな」
「ちょっと以上に過ぎないかい?」
世間知らずだというのだ。彼女が。
「そこが気になるんだけれどね」
「まあな。あれで二十四だけれどな」
「二十四までずっとお嬢様、いやお姫様育ちだったんだね」
「四女さんだったしな。前の王様のな」
王位継承権はないに等しい。まさに純粋なお姫様だったのだ。
「だから本当にのどかに育てられたからな」
「それでああした娘になったんだね」
「そうなんだよ。ちょっと国家元首としてはな」
「とりわけ今はだね」
「まずいっていうんだな」
「おっとりし過ぎだね」
とにかくだ。そこがシャルロットの問題点だというのだ。
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