第四話 奈落の底
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筋力:600
体力:450
耐性:500
敏捷:600
魔力:1200
魔耐:600
技能:記憶操作[抹消&書換][植付]・[能力付与]・中国拳法適正・魔力操作・魔力自動回復・先読・言語理解・胃酸強化・纏雷
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緋鷹幸 15歳 男 レベル:8
天職:時の番人
筋力:1600
体力:850
耐性:500
敏捷:600
魔力:500
魔耐:310
技能:時止[15秒][+瞬間停止]・巻き戻し[10分]・霊力変換・全属性適正・暴走[+覚醒]・魔力操作・魔力自動回復・護身術・徒手空拳適正・マイナスG耐性・空間制圧能力・身体能力強化・射撃・威圧・言語理解・胃酸強化・纏雷
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‥‥やはり能力値が軒並み上昇し、技能も増えた。魔物の肉を食べるとパワーアップできるというのは本当らしい。また、胃酸強化を先に付与してもらったからか、ハジメのように白髪になることもなかった。
「よし、とりあえず当分は能力の強化に勤しみもう。ハジメもかなりの範囲を錬成できるようになったんだろ?」
「ああ。しかもな、鉱物系鑑定っていう便利な能力が手に入ったんだが、こいつで火薬に相当する鉱石を見つけたんだ」
「お、つまり?」
俺は悪そうな笑みを浮かべる。ちなみに仮面は外している。
「流石だな。緋鷹‥‥いや、コウでいいや。俺は、こいつで銃を作ろうと思うんだわ。そこでお前のエアガンを参考にしたくてな」
「それなら構わないぞ」
そう言ってエアガンを渡す。
「ついでに改良するわ。少し待っててくれよ」
「あいよ。その間俺たちはトレーニングだな」
‥‥そんなわけで俺たちはハジメが銃を制作している間、トレーニングに勤しむことになった。ハジメはハジメで、大がかりな作業をするので錬成のトレーニングになっていると言っても過言ではない。
一週間後‥‥
「なあ拓人」
「あん?なんだ?」
「お前のその能力。その辺の岩を操れそうじゃね?」
「あ、確かにな。身近な武器として使えるかも」
拓人が指揮棒を振る。すると、近くにあった岩という岩が宙を舞い始めた。拓人はたまたま近くにいた二尾狼に岩をぶつける。
「うっわあ‥‥中々に外道な技になりそうだな」
「お前が考案したんだろーが。あ、この技で一つ思いついた‥‥」
拓人が悪巧みを成功させたような笑みを浮かべる。何を思ったのか、近くにいたウサギに指揮棒を振った。
「キュウ!?」
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