TURN34 開戦と共にその六
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さにスエズはエイリスの第二の心臓なのだ。
その心臓を失う訳にはいかない。それでだった。
「ですから。お願いしますね」
「ではその様に」
「日本とドクツの両方との戦闘になったらね」
マリーがだ。溜息と共に言った。
「戦力が分散しちゃうのよね」
「それはわかっているんだけれどな」
イギリスがぼやきながらマリーのその言葉に応える。
「仕方ないんだよ」
「植民地を守らないといけないから」
「そういうことさ。エイリスの植民地は広いからな」
「全部守らないとね」
「それだけエイリスの国力が落ちるんだよ」
「そうなるからだね」
「ああ、だから俺とネルソンさんで行って来るさ」
イギリスは右の親指で自分自身を指差して言った。
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