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提督はBarにいる。
冬の鍋パ!・その3
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ゅん、と巨大な質量が襲いかかってきた。まぁ、声からも解る通り武蔵の奴が俺の後頭部におっぱいを押し付けつつ抱き付いて来ているのだが。相変わらずデケェし柔らけぇしで、頭がすっぽりと谷間に埋まってしまいそうな勢いだ。普段はこんなイチャつき方はしないんだが、今はオフな上に武蔵はほろ酔い加減。理性というか、その辺の判断力が弛くなってしまっている。大変にけしからん。もっとやれ。

「あぁ、コレだよコレ。青葉と秋雲が悪ふざけで作ったらしいんだがな……」

「どれ……ほぅ?中々良く出来ているではないか」

「出来の良さは認めるがな?」

 それでも悪ふざけが過ぎるだろ、と言いたい。

「……成る程、うむ。提督は作り物なのが気に食わんのだな?」

「うん……うん?」

 おい、話が妙な方向に向き始めたぞオイ。

「待っていろ。今他の嫁艦連中に集合写真を撮ろうと提案する」

「いやそういう事じゃねぇよ!?」

 俺がツッコミを入れたのも意に介さず、武蔵はスマホを操作している。

「よし、嫁艦のグループLI○Eに写真を撮ろうと提案しておいたぞ。返事が来るまで暫し待て」

「いや、だから……」

「それよりも提督よ、皆ツマミが足りんようだぞ?」

 周りを見渡せば、此方を凝視する複数人の視線に気付く。その眼が訴えているのは空腹。

「……やれやれ、欠食児童共の為にもう一働きしますか」

 未だに引っ付いたままだった武蔵を引き剥がし、三度厨房に立つ。さて、お次はどんな鍋にするかな……




《捨てる所も有効活用!野菜出汁の海鮮トマト鍋》※分量4人前

・タラ:4切れ

・ホタテ(ボイル):6〜8個

・エビ:4〜6匹

・カニ(鍋用カニ足):200g位

・ズッキーニ:1本

・パプリカ:2個

・キャベツ:1/2玉

・エリンギ:1パック

・レタス:1玉

・長ねぎ:2本

(スープベース)

・水:1.2リットル

・野菜くず:適量

(スープ)

・ニンニク:1片

・玉ねぎ:1/2個

・セロリ:1本

・赤唐辛子(刻み):2本

・ホールトマト:800g

・白ワイン:150cc

・塩コショウ:適量

・トマトピューレ(ケチャップでも可):大さじ4

・オリーブオイル:大さじ3

(薬味)※無くてもイケるぞ!

・クリームチーズ:適量

・粗挽き岩塩:適量

・粗挽き黒胡椒:適量

・刻みバジル:適量

・イタリアンパセリ:適量




 ラストはイタリアン風の海鮮鍋でシメるか。まずは下拵えから。ズッキーニは両端を切り落として皮を縞になるように剥いて食べやすい大きさに。パ
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