第六話:本気と本気!ラクサスVSネロ!
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して次に来るのは―――理性を打ち消さんばかりの凶暴性が現れてくる。
「フゥ…!フゥッ…!!」
自身の理性を整えようとし、力を解放させる――溢れ出る白いオーラを爆発させて。
その爆発の衝撃にラクサスを顔を覆うように腕で守り、そして衝撃がなくなったと解ればネロの方に目を向けて、顔の笑みが深まる。
ラクサスの目の前には、先程よりも荒々しい白いオーラと一緒に赤く目を輝かせ、野獣と思わせる眼光で自身を睨みつけるネロが佇んでいる。
先程よりも巨大で恐ろしいと思わせる雰囲気。しかし、それがいい。
「…じゃあ本気でやりあおうぜ」
「……」
互いに浮かべるのは笑み、抑えれない笑みで構える。どちらも年相応の笑みを浮かべているのに対して、彼らが繰り広げるのは子供の遊びとは程遠い―――戦いの幕開けだ。
ネロに対抗するように雷を纏って構えるラクサス。ネロも自身の構えを取り、次の一手を決めようとする。
そんな少年たちの試合を眺めていたマカロフは確信する。この試合は、きっと。
きっと、この場にいる者たちが忘れられない試合となることを。
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