第六話:本気と本気!ラクサスVSネロ!
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魔力は誰もが持つ生命エネルギーのことです。魔力以外に”超能力”や”気”などの呼び方もありますが、魔法文化が繁栄されている今では”魔力”として呼ばれています。
なくてはならないもの、持っているのが当然の生命エネルギーである魔力を本当に最後まで枯渇してしまえば”死”と変わりありません。ですので魔力が自然回復するのを待つか、他者や自然に宿る魔力などで蓄えるという手段を使って魔力を回復する方法も存在します。
ついでに教えますと、死にかけの生き物に魔力を分け与えると少しだけ回復する方法もございます。まぁ、そのようなことをするより”治療魔法”を使った方が効率がいいのですけどね。しかし、治療魔法を覚えるのは困難ですから治療魔法を会得している者は少ないでしょう。
後は…そうですね。一度自身の魔力を多く消費すれば魔力欠乏症になりますのでご注意を。
…覚えてますよね?前に教えた筈ですよ。…そうです、体の力がなくなる症状ですよ。よかった、ちゃんと覚えてたんですね。…え?遅発性乱気症?なんですかそれは。
次に教えるのは先程話しましたが、”魔法”についてお話しましょう。
魔法とは、簡単に言えば森羅万象に業を成す技―――といっても、そんな大層なことを成し遂げた魔道士は多くいませんし、森羅万象と言えどもただの千、万の魔法が存在しますが何れも真理に辿り着く魔法は知り渡っていません。
さて、話を戻しますね。魔法を酷使するには何れも魔力が必要です。大したことのない魔法にはそれほど魔力を必要ないですが、裏を返せば強力な魔法には大量の魔力の消費が必要不可欠です。
例えばただ服の色を変えるだけの魔法、色替や人の心を惹きつける魔法の魅了。
これらは大した魔力を消費することはないです。それに日用品に魔力を宿らせ、先程話した色替や魅了の魔法陣を加えるだけでも作動することができます。
ええ、とても便利ですね。このように、魔法は文化にも触れ、今では魔法文化となって栄えているのです。
しかし、便利であるのと同時に驚異でもあります。なにせ魔法は巨大な力にすらなれますので。
当然でしょう、どんな便利なことにも危険なことに付き物ですから。
例えば…そうですね、火の魔法を扱う人は自然の火を扱えるだけではなく、自らの魔力を火に変えて戦闘する魔法もあります。
その火を扱う魔道士がもし、巨大な魔力を宿しているのなら?もしその魔力が山よりも大きかったら…さて、どうなると思います?…そう、災害と何ら変わりません。
ええ、歴史の勉強もしますと…過去に魔道士も加えての戦争があったそうです。その戦争では過去の死亡した者の数を数十倍に超えたとか…ですので、大量の魔道士により戦争は魔法界にでも禁止されているそうです。例に入れるとギルド間抗争禁止
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