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ヘタリア大帝国
TURN33 マニラ攻撃その六
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た。
「じゃあやってやるか」
「今から行くね」
「仕返しをしてやるさ」
 ララーとキャシーがモニターからダグラスに言う。
「数じゃまだまだこっちの方が多いし」
「ここは思いきりぶん殴ってやるか」
「ああ、特にな」
 ダグラスは今度はミサイル攻撃に入る日本軍を見ていた。その中でもだ。
 彼ははっきりと識別していた。軍の先頭に立って戦う敵の旗艦長門をだ。その目に見ていた。
 それでだ。こうララーとキャシーに言ったのである。
「ミサイルであの戦艦を沈める」
「あれは・・・・・・長門ね」
 ララーもその艦は知っていた。既に太平洋で最も有名な艦のうちの一隻になっていた。
 その艦を見てだ。それでだった。

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