別の世界に転生したんだって・・・
[1/4]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
〜真紅狼side〜
「おう?!ここはどこだ・・?」
「神の領域じゃ。」
「よう、じいさん。あってすぐに言いたいことあるんだけど、言ってもいいか?」
「・・・それは勘弁してh「却下」」
「俺をどこに飛ばした?」
「スマン、転生先まちがえてしもうた。」
「・・・・どこに飛ばした?」
「“真 恋姫無双”っていう世界じゃ。」
「なにそれ?」
「三国志は知っとるじゃろ?」
「ああ、魏、呉、蜀のことだろ?」
「そうじゃ。お主のいるところはそれじゃ!」
「・・・は?」
「なんじゃが、それは本来の三国志とは少し違うようじゃ。」
「どこが違うんだ?」
「なんでも、その世界は“外史”と呼ばれているらしい。」
「“外史”ってなに?」
「異世界(パラレルワールド)というものらしいぞ、今回は有名な武将がすべて女らしい。」
マジかよ。全員女か・・・。男の立場低そうだな。
「じゃ、次だ。俺の体が縮んだのは?」
「うむ。正規な方法で転生しなかったのが原因で転生したときに法則が乱れたようじゃ。」
つまり、あれか。
宇宙の法則が乱れ始めた!! 『アルマゲスト』!!
でも、俺はくらったのか?
「一応成長はするんだよな?」
「ああ、成長するが、21歳までな。そこからは肉体の成長は止まるがの。」
「ああ、さいですか。」
「あと、そうじゃ。能力の一部が今使用不能になっておる。」
「え、どれが?」
「まず、鋼糸の使用が不可じゃが、刀の方は・・・大丈夫じゃ。あとは魔法じゃな。これは全て使用不可だ。17歳を超えれば、鋼糸は完全に使えるようになるのじゃが、魔法は21歳にならなければ無理だ。」
鋼糸が使えなくなるのは痛いな。
「まあ、しょうがねえか。使えないならしばらくは身体を鍛えながら、“カーネフェル”や“崩月流”に“七夜”の体術に専念するか。」
「あと、これは追加じゃ。“カーネフェル”で使用するトランプじゃが無限に出てくるから無くなるってことはないぞ。」
「おお、ありがたい。」
三国志ってことは漢王朝の時代だしな、トランプなんて代物あるわけないし、どう調達するか困っていたが、悩みが一つ消えた。
「む、そろそろ起きるがよい。長く寝過ぎると身体が固くなって動きを取り戻すのに大変じゃ。」
「うい。」
「じゃ、第二の人生楽しむがよい。」
「おう。」
そのあと、俺は目を閉じた。
〜真紅狼side out〜
〜曹操side〜
母上が運んできた男の子は未だに目を開けなかった。
私より年はだいたい三つ上ぐらいであった。
見慣れない服を着ていた。
「・・・うぁ?」
「母上、意識が戻りました。」
「あらあら、目が覚めたかしら?」
と母上は安心できるような声で
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ