ターン22 機械仕掛けの地底神
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動。1ターンに1度相手がカードをドローしたとき、1000のダメージを与えます」
「ああ、よく知ってるとも。だが、次は私にも反撃させてもらう。来い、超重武者装留イワトオシ!」
超重武者装留イワトオシ 攻1200
巨大な弓そのものの形をしたモンスターが、その矢じりをラツィオンに向ける。もっとも彼女の狙いは、その矢をそのまま放たせることではない。
「そして私は、超重武者モンスターのイワトオシを左下のリンクマーカーにセット。母なる大地に根を張りて、防衛線を指し示せ。リンク召喚、リンク1。超重武者カカ−C」
超重武者カカ−C 攻0
機械仕掛けの案山子が、ラツィオンを通せんぼするかのようにその一本足で立つ。その攻撃力は守備表示になれないリンクモンスターとしては致命的な0、しかしこのカードにはそれをカバーするだけの力があることを彼女は知っている。
「まずはこの瞬間、イワトオシの効果を発動。このカードがフィールドから墓地に送られた時、デッキから超重武者1体をサーチする。私が手札に加えるのはこのカード、超重武者テンB−N。そしてカカ−Cの効果を発動。私の墓地に魔法及び罠が存在しないとき、1ターンに1度手札のモンスター1枚をコストにして墓地の超重武者1体を選択、そのカードを守備表示でリンク先に蘇生する。今サーチしたテンB−Nを捨て、このまま墓地のテンB−Nを選択。甦れ、テンB−N!そしてこのカードが場に出た時、さらに墓地からレベル4以下の超重武者を守備表示で蘇生できる。イワトオシを連鎖蘇生だ」
超重武者テンB−N 守1800
超重武者装留イワトオシ 守0
1枚の初動から3体のモンスターが並ぶが、これだけではラツィオンを突破することは不可能。しかしもとより彼女には、正攻法でラツィオンを突破する気など最初からない。
「手札からチューナーモンスター、A・ジェネクス・バードマンの効果を発動。私のフィールドからテンB−Nをバウンスし、このカードを特殊召喚する」
A・ジェネクス・バードマン 攻1400
蘇生効果持ちのテンB−Nをバウンスすることで次のターンでの再度の発動を狙いつつ、チューナーとそれ以外のモンスターを場に並べるプレイング。そのうえ、イワトオシのサーチ効果にターン1制限などというものはない。イワトオシとバードマンの手札2枚から消費を限界まで抑えつつ戦線を構築する、彼女の得意とする戦術である。
「レベル4の機械族モンスター、イワトオシにレベル3の機械族チューナー、バードマンをチューニング。風吹き荒ぶ山を駆け、林のごとく静かに忍べ。シンクロ召喚、超重忍者シノビ−A・C!」
☆4+☆3=☆7
超重忍者シノビ−A・C 守2800
座
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