第三百二十九話 やっぱり来た
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第三百二十九話 やっぱり来た
韓国の方からブラウンシュバイク国立歌劇場に抗議が来ました、その抗議は誰もが予想した内容でした。
「旭日旗のことか」
「ああ、来ると思ってましたんで」
「もう無視します」
「最初からそのつもりでした」
歌劇場のスタッフの人達がドイツに答えます。
「旭日旗はハーケンクロイツと違いますよ」
「そのこともわかってます」
「ですから」
「そうだな、しかし無視してもだ」
ドイツはスタッフの人達にさらに言いました。
「やはりだ」
「抗議してきますね」
「延々と」
「そうしてきますね」
「それが問題だ」
「そこ気をつけろよ」
ここでプロイセンが出てきました。
「ジョン=レノンさんの息子さんもだからな」
「全く、鬱陶しい話だ」
ドイツは難しいお顔で呟きました、二〇一一年からはじまる騒動はドイツにおいても起こりました。
第三百二十九話 完
2020・2・23
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