逆さ磔の悪魔編・エピローグ
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てたが、重要であろう頭部や内臓関係は殆どアメリカが持ってったからな。あれこそ札束で相手を殴り倒して競り勝つ、って光景だった。
「まぁ、そのお陰でアメリカの議会は大荒れみたいだけどな?」
あの大統領は結局弾劾訴追されて、議会は大荒れ。新しい大統領を決める為の候補者を決める為の選挙で大忙しらしい。
『一国の政府を大混乱に叩き落としておいて、飄々としているな君は』
「まぁ、発端はどうあれ他国の事情だ。知ったこっちゃねぇさ。それに、ちゃ〜んと日本国国民としての義務は果たしたんだから俺だって文句は言わせねぇさ」
オークションの収益から、ちゃ〜んと所得税払ったんだぜ?俺だって。何せ納税は国民の義務だからなぁ、当たり前だよなぁ?(棒読み)
『そもそも、国の持ち物であるハズの艦娘で商業活動をする事自体間違っていると思うのだが?』
「そういうのはちゃんと予算を分配した奴が言える事さ」
ロクに予算も回さねぇクセに、文句ばかり言う上に金まで毟り取ろうとしやがる。有り体に言ってクソでは?
「国からの予算だけアテにしてたら、ウチの連中総出で敷地を全部畑にせにゃならんぞ?艦娘から農家に転職か?」
『そうなられたら困るから君の更迭を止めたのだ。……近い内にまた顔を出しに行くよ、ではな』
「おう、待ってねぇから来るなよトラブルメーカー」
そう言って電話を切る。
「提督?なが電話もいいですが、お仕事して下さいね?」
「へいへい」
やれやれ、よっぽど腹黒眼鏡の方が厄介だぜ。
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