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ヘタリア大帝国
TURN33 マニラ攻撃その二
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話をしに来たんだ」
「それでアメリカさんは?」
「祖国さんはホワイトハウスさ」
 ダグラスは司令官の席にで脚を投げ出して座っている。その姿勢で二人に話す。
「丁度今日本の爺さんから宣戦布告を聞いている頃だな」
「日本の爺さんって」
「あの人実はかなりの高齢だろ。だから爺さんさ」
 ダグラスは笑って日本が実は高齢であることを話した。
「まあそれを言えば祖国さんも爺さんと同じ原始の八国だから同じになるがな」
「それを言ったらちょっとね」
「ははは、まあ国家の年齢なんて言ったらきりがないな」
 ダグラスは笑ったままフィリピンに返す。その背の壁にはガメリカの国旗がかけられている。その国旗を背にしての言葉だった。

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