5話
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ね。たまに不機嫌そうな顔してるときもあるし。
私も私で彼と一緒にいてることが多いわね。
前にカドックに変なものを渡してるのを視たときはついつい、冷たく当たってしまったけど、彼から渡されたあの小説は・・・・・・。アァ〜、思い出すだけで、貌が真っ赤になってしまうじゃない!! もう、零士くんったら、私になんてものを渡すのよ!! あの小説の内容のことを気にしたら、私と彼のことを当てはめちゃうじゃない!? そもそも、私!? 零士くんのことを・・・・・・//////
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零士サイド
それから、時が経ち、俺とオフェリアが付き合うことになったりとか、Bチームの選出も決まったりとかでてんやわんやだけど。オルガの奴も大概だな。レイシフト適性がないからって、あんなにきりきりしなくても良いはずなのにな。まあ、そんなの俺たちには関係ないか。
だけど、それが俺たちの運命を変えるとは思わずに・・・・・・。
意識だけの世界で俺は誰かに命を救われ、目を覚ました。
目を覚まして、起き上がり、辺りを見渡しても、誰もおらず、恋仲のオフェリアもいなかった。だけど、一つだけ言えることは俺の背後にいる巨大な存在に戦慄が走ってしまったからだ。
此奴は何者だ!? 何故、俺を助けた!? それがわからない!?
俺は内心、動揺を走りながらも、目の前も存在の方に向いたら、其奴は俺にこう話してきた。
『・・・・・・貴様たち二人を・・・・・・待っていた』
《《貴様たち》》? それは、つまり、俺以外にも誰か生き返らせたということなのか? ここで、俺は数少ない情報から、ある一つの可能性が浮かび上がった。
もしや、俺以外に生き返らせたのはキリシュタリアか!? 確かに彼奴だったら、生き返らせてもおかしくない。俺はこの時、もう一つの可能性も浮かび上がっていた。
もし、俺とキリシュタリアだけが生き返ったのなら、オフェリアやカドックたちは既に・・・・・・。少しだけ焦燥に陥るも、俺はすぐに憤りを感じていた。
「フザケルナ。俺とキリシュタリアだけを生き返らせたのか・・・・・・」
怒りを込めながら言い返すと巨大な存在は
『そう・・・・・・我は貴様とキリシュタリアという奴だけを復活させた・・・・・・我は『異星の神』・・・・・・』
「そうか・・・・・・だったら、俺は復活したくなかった!! オフェリアがいない世界なんて生きてる価値がない!! それぐらいだったら、俺とキリシュタリア以外のAチー
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