転生した彼らは何の為に生きるのか?
count,1 Let's Run Together
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《Full Throttle!VEGAS!》
スロットの回転を止めると“777”が見事に揃った。そしてドリームベガスタイヤから無数のコインが流れ出る。そのコインの奔流にナイトロイミュードは呑み込まれていく。これがミリオンアタックだ!
「ヌゥッ…グオォッ!?」
「いくぞ!」
俺はタイプスピードタイヤを再び装着してシフトブレスのシフトスピードをシフトアップした。
《SP!SP!SPEED!》
「フンッ!オォォォォォォォォラァッ!!」
俺はナイトロイミュードの懐に入り奴をアッパーカットで上空に上げ、落下してきた所に連続パンチを叩き込んでいった。
「ヌゥゥゥゥッ……ガァァァァッ!!?」
ナイトロイミュードはまた吹っ飛んで倒れる。さぁ、今こそトドメだ!
《ヒッサーツ!》
《Full Throttle!SPEED!》
「フッ!ハァァ…ハァァァァァァッ!!!》
俺は高く跳び、赤く発光した右脚をナイトロイミュードを突き出して一気に必殺の蹴りを叩き込んだ!
それはナイトロイミュードの胸に深々と突き刺さり、奴は断末魔を上げながら大爆発を起こした……。
「ハァ…ハァ………やった……ッ!?」
戦いが終わり、爆発の中から出て来たそれぞれのコアがディメンションキャブによって転送されていく。俺はそれを見送って帰ろうとした時、3体分の爆発の中から出て来る謎の粒子に気が付いた。
《何だアレは…?》
「……ッ何!?」
粒子は一ヶ所に集まり、あるロイミュードの幻影を形成した。それは……。
《よぉ……ドライブ…》
「……オブサベイション…!?」
ソイツはかつて俺のデータを観察、解析してナイト、ドリル、アサルトの3体にそのデータを渡し、俺を追い詰めたロイミュード、オブサベイションロイミュードだった。
「何で…お前はユウキが変身したドライブに倒された筈じゃ!?」
《確かに俺の肉体は滅んだ…それどころか魂までな…。今お前の目の前にいるのはオブサベイションであってオブサベイションではない》
「どういう事だ…?」
《恐らく奴は、オブサベイションの残留思念だ。ナイト達にそのデータを植え付けて置いて、奴らが倒されると同時に起動する様に設定してあったのだろう…》
《ご名答……。俺のオブサベイションとしての意識は直ぐに消滅する…。だが、それでも構わない…貴様を殺せるならなァァァッ!!!》
オブサベイションロイミュードの周りに複数のバットバイラルコアが現れ、奴に吸収されていく。オブサベイションロイミュードはバット型の巨大ロイミュードに変異してしまった。
「キィィエエエ
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