転生した彼らは何の為に生きるのか?
count,1 Let's Run Together
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方から来るとはなァ……」
「ハッ!余程死にたいって事か!」
「殺しに行く手間が省けた……」
俺は今、アサルト、ドリル、ナイトの3体の前にいる…。
「違う!お前達に…そして自分に勝ちに来たんだ!」
「はぁ?」
「俺は逃げていた……あの日からずっと泣いていた…。変身する事を躊躇っていた」
「だから何だ?」
「でも、もう逃げない!弱い自分も泣いていた自分も受け入れ、それに勝って走り続ける!また何度も止まる事があるかも知れない…でもそこで諦めはしない!止まる度に、もう一度走り出すんだ!」
《ギアが入った様だなタカユキ!》
俺のもとにベルトさんが飛んで来た。俺はそれを掴んで腰に装着する。
「ああ!ベルトさん今迄すまなかった…。でも、こっからは大丈夫だ。今の俺は……」
俺はシフトスピードを掴んで叫ぶ。今の自分の魂を。
「脳細胞がトップギアだぜ!」
《Start your Engine!》
「変身!」
《DRIVE!type SPEED!》
赤い鎧に包まれ、胴体にタイヤが装着。白銀の瞳が輝き、俺の姿は仮面ライダードライブに変身を遂げた。
「ひとっ走り付き合えよ!」
一度腰を落とした俺は、勢い良く3体に向けて走り出した!
「しゃらくせぇ!」
ロイミュード達も同時にこっちへ突っ込んで来る。
ドリルロイミュードが振るった腕を躱し、その腕を蹴り上げる。そして体当りをして来たアサルトロイミュードを飛び越え、その際に背中を蹴り、ナイトロイミュードの目の前に着地して顔面に拳を叩き込む。ナイトロイミュードは顔を抑えて後退した。
「ッ!?……馬鹿な…何故!?」
ロイミュード達は俺の動きが以前とは違っている事に驚いている。前の時もそうだったが、コイツらは不測の事態には弱い様だな。だったら……。
「来い!ワイルド!」
俺はベルトのキーを回してシフトブレスからシフトスピードを抜いて、新たにシフトワイルドをブレスに差し込んだ。
《DRIVE!type WILD!》
タイプスピードタイヤが外れ、黒い装甲が纏われた後に右肩にタイプワイルドタイヤが装着される。ドライブのパワー戦闘形態、タイプワイルドだ!
「オラァァァァッ!」
「なッ!?グウゥゥゥッ!?」
俺はまず、タックルでアサルトロイミュードを吹っ飛ばした。そしてドリルの方へ向く。
「調子に乗んなよ雑魚がァァァッ!!」
「フッ!」
ドリルロイミュードが俺に向かってドリルを突き出して来る。俺は体勢を低くくしてラグビーのタックルの様にドリル
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