転生した彼らは何の為に生きるのか?
count,1 Let's Run Together
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いた。男の1人がその女の子の腕を掴んでいる。
「ちょっと、離しなさいよ!」
「あ!コラ!暴れんな!」
「全く、とんだじゃじゃ馬娘だな!」
「まぁ、可愛いから許してやろうぜ。後でたっぷり遊んで……ッ!?」
「やめろぉぉぉッ!!」
俺は女の子を掴んでいた男に走って近付き、思いっ切り殴り飛ばした。男は倒れて顔面を抑えている。
「痛えッ!?」
「な、何しやがるテメェ!」
「それはコッチの台詞だ!女の子を虐めるなんて最低だぞ!」
「うるせぇ!……おい、お前ら…コイツ血祭りにするぞ!!」
男の1人がそう言うと同時に奴らは下級ロイミュードに姿を変えた。コブラ型の079、バット型の085、スパイダー型の097だ。
「ッ、ロイミュードだったのか…!?」
「あ、あの時の怪物…!?
ん?あの時の怪物?
もしかして、この子前にもロイミュードに襲われた事があるのか?まぁ何にせよ、この状況をどうにかしないと……。
さっきまでの戦いの疲労もあって少しキツイけど、とにかくこの子を逃がさなきゃ……!
「俺の後ろに下がって!」
俺は女の子を庇う様に、ロイミュード達に向かって身構えた。
それを見たロイミュード達は腕を伸ばして一斉に襲い掛かろうとしてきた。
しかし……。
「ブチ殺す!……ッ!?」
「な……にィィ…ッ!?」
「グオォォ……ッ!?」
奴らの腕が俺達に届く事はなかった。何故なら突如上空から光弾の様な物が降ってきて、ロイミュード達を貫いたからだ。そしてロイミュード達は爆散した。
「危ない!?」
「きゃっ!?」
俺は女の子を抱き締め、爆風から守った。
「大丈夫!?」
「う、うん……ッ、あれ……」
女の子は何かを指差した。その先には1枚のカードがあった。
「あれって…カード?…何か書かれて……これは……!?」
俺はそのカードを拾って、書かれていた文を読んだ。そして俺はそれに驚愕した……。書かれていた事とは……。
???君の勇ましい決断に感動したよ。故に私は一度君を倒す事を一時中断しよう。何時の日か、戦う時を楽しみにしているよ???
〜最後の者〜
そうだ……。ナイト達ばかりに気を取られて忘れていた…?久瑠間学園にはあと1人、転生者が居たんだ!
きっとコレは久瑠間学園に居る最後のロイミュードからの物……ッ!?
爆発の中からコアが飛び出して来た。コアは何かに吸収されていく様に飛んでいく……あそこか!
「ごめん!俺もう行くから、じゃあね!」
「え!
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