1話
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関係ない気がするからな。
『ここまで、自己中心的な初めてよ。もう、それは末期ね』
言われなくても分かってるよ。それで、その世界の特徴は?
『魔法使いなり、剣士なりと様々な天職で跋扈してる世界かな』
そうか、なら、俺は魔法剣士がいいかな。
『あら、天職はそれで良いの?』
俺は日本人だ。それに、銃火器というのは扱いにくそうだしな。
ただし、武器に関しては俺好みがいい。
『良いけど・・・他には何がいる?』
そうだな。あと、未知数の魔力と身体能力と叡智と全てを見通す眼かな・・・あと、二刀流か三刀流か多刀流も欲しいかな
『それだけで良いのね。あと、貴方の武器が《刀》で、その世界において、史上最強にして最高の武器なんて思わないわよ』
ビックリすることじゃないと思うが、刀であるならそれで良いよ。それに俺は、自分から集団の居心地に嫌気を指した碌でもない人間だからな。
俺はそう言いながら、召喚サークルらしきものに入り、自称女神が口にした世界に転送されようとしてるところで、
『刀の名前とか聞かないの?』
聞かないよ。どうせ、俺は武器に愛着をもてるとは思えない。持てたとしたら、その時、俺が変わることさ。
俺はそう言って、『八男って、それはないでしょう!』の世界へ転送された。
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