第三百二十一話 対応がどうも
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第三百二十一話 対応がどうも
日本は御今回の肺炎の騒動について首を傾げさせつつそのうえで妹さんに対してどうもという声で言いました。
「どうも厚生労働省の対応がです」
「わからないですね」
「おかしいのでは」
こう言うのでした。
「そうした部分が見受けられます」
「そうですね」
妹さんもどうもというお顔です。
「何かと」
「医学の知識がある人が決めているのか」
「仮にも厚生労働省ですから」
この官公庁だからだというのです。
「こうしたことはです」
「ご存知の筈ですね」
「医師免許を持っておられなくても」
「何か聞いていますと」
それがまさかというお話でもです。
「防護服を着ないということは」
「それはどうも、ですね」
「クルーズ船でのことは」
確かな情報かどうかはわかりません、ですが聞いているお話を聞くとどうしてもいぶかしんでしまう日本兄妹なのでした。
第三百二十一話 完
2020・2・19
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