暁 〜小説投稿サイト〜
提督はBarにいる。
冬の鍋パ!・その2
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
は、同じ飲みの席でも気の遣い方が変わってくる。気心の知れた地元の友人との飲み会ならば、殆ど気遣いもせず気楽に飲めるだろう。

「だからな、提督よ。私はーー」

 更に言葉を紡ごうとする武蔵のグラスに、ドボドボと焼酎を注いだ。

「もういい、わかった。それならそういう面倒な事は考えずに、とことん楽しめ」

 別に俺はこの集まりを否定したい訳ではない。寧ろ、円滑なコミュニケーションを取るには良い方法だと思う。飲みニケーションなんて言葉もあるくらいだしな、ウチの連中の様に呑兵衛の寄り合い所帯ならば最高の効果を発揮するだろう。だからこそ、俺は武蔵がこんな会を立ち上げた理由を聞いてみたかった。恐らくはこの豪快な見た目の癖に、人一倍心配性で他人に気遣いをし過ぎる嫁さん(仮だけど)の本音を。

「さて、そろそろ1つ目の鍋は空だろお前ら!」

 〆まで食いきったぞ〜!お代わり寄越せ〜!という、おおよそ女性の集団からは上がりそうにない声が上がる。

「よ〜しよし、待ってろお前ら。速攻でお代わり準備すっからよ!」



《出汁要らずでスピード調理!サバの味噌七味鍋》※分量4人前

・サバの水煮缶:2缶(約200g)

・木綿豆腐:2丁

・春菊:1把

・ニンジン:1本

〈鍋のスープ〉

・味噌:大さじ4

・醤油:大さじ2

・おろし生姜:小さじ2

・砂糖:小さじ4

・ごま油:小さじ2

・七味唐辛子:小さじ1

・水:800cc



 ポイントはサバの水煮缶。既に火も通っているし缶の煮汁にはいい出汁が出てるからな。こいつを上手く使えばスピーディに鍋が出来上がるって寸法さ。まずは下拵えから。鍋に水、味噌、醤油、砂糖、おろし生姜、ごま油、七味を入れて混ぜ合わせて溶き延ばし、中火にかける。その間に具材を切っておく。豆腐は一口大に切り、春菊は4cm長さに切り揃えて茎と葉に分ける。ニンジンはピーラーでリボン状に細長く削る。

 鍋が煮立ってきたら弱火にし、サバの水煮缶を中の汁ごと加えて3分程煮る。続けてニンジン、春菊の茎、豆腐、春菊の葉の順に加えて全体に火が通ったら完成だ。

※オススメの〆はうどん!具材をほとんど食べ終えたら水と醤油を適量加えて軽く煮立たせたら、ゆでうどん2玉を加えてうどんが温まるまで煮込んで食べよう!




《チーズフォンデュ風!白菜と豚肉のチーズ鍋》※分量4人前

・白菜1/2玉

・豚モモ肉(薄切り):200g

・ベーコン(薄切り):80g

・カマンベールチーズ:1パック(100g)

・塩、胡椒:少々

・粗挽き胡椒:適量

(スープ)

・水:800cc

・固形コンソメ:2個

・塩:小さじ2
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ