第三幕その三
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「あってね」
「オズの国を豊かにしているね」
「そうだよ」
カエルマンはハンクに陽気な声でお話しました。
「まさにそれがね」
「オズの国で」
「そのオズの国にいてピラミッドもね」
「その力を実感する」
「そうしようね、しかし外の世界で科学こそ最高で絶対と言ったら」
カエルマンは腕を組んでこんなことも言いました。
「よくないよ」
「あれだね、何でも最高で絶対としたら」
「他のことを否定してね」
「認めないことにもなるね」
「そうしたことにもなりかねないから」
だからだというのです。
「科学にしてもね」
「絶対視はだね」
「外の世界でもよくないよ」
「外の世界ではキリスト教を絶対とする人がいたけれど」
「よくないことになったね」
「うん、何かとね」
「いいことはいいと認めて」
そしてというのです。
「そしてそれは自分の信じるもの以外にも」
「その他の認めて」
「否定しないことだよ」
「それが大事だね」
「そう、そしてね」
さらにというのでした。
「ピラミッドパワーもね」
「オカルトって言う人がいます」
カルロスが言ってきました。
「まやかしとか空想みたいな響で」
「否定するんだね」
「実際にはない力だと」
その様にというのです。
「言って」
「そして否定してだね」
「認めない人もいます」
「だから何度も言うけれど科学もね」
「神様の力の一部ですね」
「その神様もキリスト教だけじゃないから」
それでというのです。
「色々なことを理解して否定しない」
「そのことが大事ですね」
「そう、科学だけを絶対視したら見えなくなって」
「他のいいものを」
「否定してね、そこから先にもね」
「行けなくなりますか」
「そう思うよ」
「そういえば君達言ってたね」
ハンクもカルロスにお顔を向けて言ってきました、そうしてお話をしている間にも皆は歩いていってピラミッドは次第に大きくなってきています。
「漫画やアニメのことを科学で否定する人がいるって」
「うん、今の時代の科学でね」
「今の科学って絶対じゃないよね」
「常に進歩するものだよね」
「どんな学問でもそうだってね」
カルロスにです、ハンクは言いました。
「教授さんも言ってるよ」
「だからあの人はいつも学問に励んでいるね」
「そうしているんだ」
「そう、学問は立ち止まることはないよ」
カエルマンはぴしっとした物腰でお話しました。
「いつも動いていてね」
「進歩していて」
「そしてね」
そのうえでというのです。
「今の科学はね」
「絶対じゃなくて」
「それで漫画やアニメのことをだよ」
「何でも今の科学に当てはめて否定することは」
「何の意味もないよ」
そうしたもの
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