9話
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で発見したことと狩ってきた魔物を見せる。
情報交換後、俺はハジメに覇気の修業するのはどうだと話す。
まず、覇気についてのことを話し、今のハジメだったら、基礎的な部分は体得できると話しておく。そしたら、ハジメがこんな質問してきやがった。
「稽古してもらうのは嬉しいが、そんなの役に立つのか?」
なるほど。これからの冒険で役に立つのだな。
「役に立つ。特にお前の場合は体得しておいといた方がいい。『悪魔の実』の能力者は弱点を突く以外で覇気というのが唯一の攻撃手段となる。ハジメは自然系の能力者。知ってるのと知らないのでは死ぬ確率が左右される」
「どういうことだ?」
「覇気ってのは大きく分けて二つに分けられるんだが、武装色の覇気については厄介なところがある。この覇気は実態を掴むことができる。ほぼ無敵とされてる自然には唯一の天敵と思っていい」
「なるほどな。確かに知っておいて損はないし。体得しとけば、俺もそんな奴らに攻撃が通じるというわけか」
「そういうこと・・・しかも、武装色の覇気は武器に纏わせることができる。お前がこれから創ろうとしてる武器にも覇気を纏わせれば・・・どうなる?」
俺の説明を聞いて、ハジメはハッと悪い笑みを浮かべる。
「ギン・・・お前・・・意外と悪だな」
ハジメの呟きに俺もニッと笑みを零し、
「俺は海賊だぞ。悪人じゃなくてどうする?」
「それもそうだな」
フフッと悪巧みを考える俺とハジメだった。
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ハジメの新型武器――ドンナーという銃を創り上げ、その試し打ちとして、今いる階層に魔物たちを実験台に使用した。
その際、特殊な鉱石を発見する。
触ったとき、故郷の星で採掘されたのと同じ鉱石だ。
この鉱石・・・もしかして・・・
俺は保険を考慮として、発見した鉱石を袋に詰めた。
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三人称サイド
その後、ギンとハジメは下の階層へと降りていく。
下の階層は様々な魔物が沢山いた。
石化させる能力を持つ魔物がいたり、気配を感じとれない魔物がいたり、毒を吹く魔物がいたり、蟲のような魔物がいたりと多種多様な魔物がいた。
その魔物共をハジメの修業相手として使った。火気厳禁のフロアに来てもハジメの身体は炎だから効果
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