其の参 鏡の世界
第二十一話 ハジメテ
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に纏わりつく違和感に気付き、嫌な予感を感じながらも足を見る。
そこにはドス黒い血の色をした何かの手が、離さないと言わんばかりにしっかりと掴んでいて。
しかもその手は下から、つまり地面の方から伸びているときた。
ここは校舎の三階。地面までは、頭から落ちれば確実に死ぬ高さがある。
そこから、足を吊すように掴まれながら落下させられているので、四番目と共に頭からのフルダイブ。
脳裏に浮かぶのは、“死”のみ。
「「???う、うわぁぁああああああああああ????」」
綺麗な“満月”の下、二人は地面へ向けて落下していた。
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