第三百十五話 若しかして
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第三百十五話 若しかして
アメリカは国民の人達に大流行しているインフルエンザを見て不安になって妹さんにこう言いました。
「若しかしてだぞ」
「肺炎だね」
「幾ら何でも酷過ぎないかい?」
「それはないと思っていたけれどね」
アメリカ妹も言います。
「ひょっとしてね」
「その可能性があるな」
「病気はすぐに広まるよ」
「完全に鎖国していないとな」
「前もそうだったじゃないか」
アメリカ妹がここで出す病気はといいますと。
「スペイン風邪も」
「ああ、あの時か」
「あの時も酷いことになったね」
この時も大変なことになりました。
「そのことを考えるとね」
「あの肺炎もだな」
「充分可能性があるよ」
「なら、だな」
そちらの検査もしようと言うアメリカでした、そもそもインフルエンザの大流行自体が洒落になっていないレベルになっていますし。
第三百十五話 完
2020・2・16
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