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夢幻水滸伝
第百二十三話 台風の中へその十四
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わかっていることだった。
「そうだな」
「そうでごわすよ」
「そうだな、ではな」
「今はでごわすな」
「おやつとして食べよう」
「ええおやつだがや」
 坂口も言った、そうしてだった。
 三人は薩摩芋も食べて楽しんだ、そのうえで英気を養っていた。決戦が近いことはわかってたがそれでも楽しむことは楽しんでいた。


第百二十三話   完


                 2019・7・23
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