第二幕その十一
[8]前話 [2]次話
「いつもあるんだ」
「そうなんだね」
「儀式で使う以外にも皆身体を奇麗にしたり温まる為に」
「お風呂を用意しているんだ」
「そしてプールは楽しむ為に」
こちらもというのです。
「用意しているんだ」
「成程ね」
「それで君も明日の朝に」
「二日酔いならだね」
「是非ね」
その時はというのです。
「楽しんでね」
「それじゃあ」
カエルマンも頷いてでした、そうして。
またテキーラを飲みます、カエルマンはテキーラをかなり飲みましたが上機嫌になっても乱れることはありませんでした。
ですがそれでもでした、彼はハンクに笑って言いました。
「私は翌朝絶対に二日酔いだよ」
「そうなるんだ」
「そう、だからね」
それでというのです。
「明日の朝はお風呂かプールか」
「どちらかだね」
「お世話になるよ」
「そうなるんだね」
「自分でもわかるよ、かなり飲んでいるから」
そのテキーラをというのです。
「だからね」
「明日の朝は」
「起きたらすぐにね」
「どっちかに入って」
「そしてね」
そのうえでというのです。
「酔いを醒ますよ」
「そうするんだね」
「絶対にね。それと」
「それと?」
「まだ食べるよ」
言いつつ鶏肉を焼いたものを食べます。
「そちらも楽しむよ」
「というかむしろだよね」
「そちらの方がね」
食べる方がというのです。
「メインだね」
「テキーラを飲んでもね」
「本当にね」
どちらがメインかというと、というのです。
「そちらだよ」
「そうだね」
「最後のデザートも」
「チョコレートだね」
「そちらも食べるし」
今はお肉を食べていますがそちらもというのです。
「楽しむよ、いやピラミッドの儀式をはじめて体験したけれど」
「いいものだったね」
「これもまたオズの国だよ」
こうも言うのでした。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ