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曇天に哭く修羅
第一部
覚醒
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イ・ゼェム》“


何故か紫闇には全てが遅く。


“風に乗りて、歩む者(イタクァ・ザ・ウェンディゴ)


翔は無意識に後ろへ跳ぶ。

紫闇の言葉が紡がれた結果何が起きたか。


(……我が事ながら自覚無ぇー)



周囲の時間が凍り付く。

紫闇は熱や痛みが抜けると【魔晄外装】の赤いラインが青色に変化した。

もう一人の自分から得た力の使い方を直感的に理解しながら翔を睨む。


「次はお前が絶望する番だッ!!」



後方に飛び退()きながら停止する翔へと飛び掛かり顔に殴り込んでいく。

蹴って割れた床の破片を置き去りにして。

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