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剣製と冬の少女、異世界へ跳ぶ
072話 文化祭編・開催3日目(07) 学園祭の終わり・超の旅立ち
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った者たちが次々と姿を現し始めていて、

「まさか……そんな事になっていたとは…」

事のあらましを生き残っていた者たちに聞いていた負けてしまっていたガンドルフィーニや刀子などはネギ達の活躍で世界に魔法がバレる事を未然に防げたことを知り、非常に驚いていたという。

「では、士郎さんも御無事なのですね?」
「ああ。今もピンピンしているよ。士郎が死ぬという最悪の未来はなんとか回避できたみたいだ」

タカミチは笑みを浮かべながらもそう語る。
周りでは後夜祭が盛大に開かれていてあちこちで騒ぎまくっている生徒達がたくさんいた。
忘れがちだが、知らない場所でガチで戦闘していた楓と龍宮の二人も同時に転移してきたのか引き分けになった事で笑みを浮かべ合っていた。
…………だが、それとは別に二人が戦いで使用した武器各種が転移で次々と地面に刺さってきていて、それをまだゲームが終わっていないと勘違いした生徒達が喧嘩だ喧嘩!と勝手におっぱじめていたりするのは全くの余談である。
当然、タカミチが目を光らせながらデスメガネ降臨とばかりに成敗していたのもまったくの余談である。
一般人から見たらタカミチは等しくターミネーター的存在なのは間違いない事であった。







…………そんな騒ぎの中、ネギと士郎は超が立っている場所へと赴いていた。

「超さん…………行ってしまわれるんですか?」
「ああ。ネギ坊主。私の戦いは終わたネ。もうココには用はもうないヨ」

それでネギは少し押し黙った後に、

「一つ聞かせてください」
「ん…? なにカナ?」
「あの呪紋処理の事です」

それを聞いて超はやはりといった顔になり、「ああ…」と声を上げていた。

「あれは……超さんがやったものではないんですよね…?」
「…………」

超は無言。
だがそれだけでもう答えは出てしまっていた。
やはりと思うネギ。
士郎も同じ感想なのか納得といった感じで頷いていた。

「あれは正気の人がやったものとは思えません! あれは人の肉体と魂を食らってそれを代償に力を得る狂気の業です!いったい誰があなたにそんな事を!!」

ネギが叫ぶが、超は受け流すがごとく、未来の事は教えられないとはぐらかした。
それでネギがさらに叫ぶが、超がこう言う。

「誰かの過去を知ることによって誰かの事を理解できると思わぬコトだ。私を知りたければニュースなどを見るがいい。そこら中にそう言う話題はわんさかしていると思うネ」
「超さん……」
「そして私からの忠告だ」
「忠告……?」
「おそらくネギ坊主はこれが終わった後にきっとだがエミヤ先生の過去を見せられると思う」

それで士郎は反応を示す。
だが無言で超の言い分を聞いていた。

「それでエミヤ
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