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提督はBarにいる。
冬の鍋パ!・その1
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「提督よ、酒にはツマミだ。ジャンジャン持って来てくれ!」

 ぶっちゃけた話、ただの飲み会サークルなんだがな。





「それで、今夜のご馳走は何だ?提督よ」

「今夜は鍋だ。お前ら人数も多いからな、まとめて作れてなおかつ美味い鍋はうってつけだ」

 実際、俺の鍋料理のレパートリーの持ち合わせは相当なモンだ。学生時代は共働きだった両親とメシマズだったばあちゃんの代わりに俺が包丁を握ってたからな。冬場には自然と、簡単に量を作れる鍋料理が多くなった。

「味を変えてジャンジャン出してくからな。好きなのを勝手に持って食え!まずは『じゃがチゲ』と『ホタテのとろとろ湯豆腐』だ」




 《ピリ辛ホクホク!じゃがチゲ》分量4人前

・豚バラ肉:250g

・ジャガイモ(大きめの):3個

・玉ねぎ:1個

・豆腐:1/2丁

・ゴボウ:1/2本

・白菜キムチ:100g

・せり:1把

・昆布(長さ10cm位の物):1枚

・煮干し(大きめの奴):10匹

※その他、ニラや長ネギなんかも美味しいぞ!


〈チゲの素〉

・味噌(赤味噌系):大さじ3〜4

・コチュジャン:大さじ1〜2

・ひきわり納豆:80g

・おろしニンニク:1かけ分

・ごま油:小さじ1




 まずは具材の下拵えから。メインのジャガイモは皮を剥き、8つ位に切る。大体3cm角位が目安だな。玉ねぎは皮を剥いて先と根っこを落としたら繊維に沿って1cm幅の薄切りに。ゴボウはたわしなどで皮を擦り落としたらささがきにして、水にさらしておく。せりは根元を落として5cm位の長さにざく切り。豆腐・キムチ・豚肉はそれぞれ食べやすい大きさに切っておく。

 鍋に水6カップ(1.2リットル)を張り、昆布と頭とハラワタを取り除いた煮干し、ジャガイモを入れて弱めの中火にかける。沸騰直前に昆布は取り出しておく。

 沸騰してから6〜7分煮込み、ジャガイモに火が通っているか竹串を刺してチェック。竹串がスッと通ったら玉ねぎと水気を切ったゴボウを加えて更に煮込む。この時アクが出やすいので、綺麗に取り除く。

 玉ねぎが煮えるのを待つ間にチゲの素を作っておく。味噌・コチュジャン・ひきわり納豆・おろしニンニクをボウルに入れ、良く練っておく。ポイントは納豆が入る事と、鍋に入れる前に良く練っておく事。納豆が入るとコクが出るし、鍋の汁にとろみが出て具材に良く絡む。鍋に入れる前に練っておくのは、その納豆から出るとろみで調味料のダマが出来ないようにするためだ。

 玉ねぎ・ゴボウに火が通ってきたら、チゲの素に煮汁を1〜2杯加えて延ばして鍋に入れる。こうするとボウルに残るチゲの素が減るからな。

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