転生した彼らは何の為に生きるのか?
count,2 Grim Reaper
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ト型が086……。
「そんなの決まってんだろ、高田ァ……」
「このラブライブの世界で好き勝手やる貴様をズタズタにしてやるんだよ!」
「そういう事だ……」
そして、2体のロイミュードの間から歩いて来た青年……野村俊一だ。
「やっぱりテメェか野村…」
「高田ァァッ…!俺達の邪魔ばっかしやがって……貴様も転生者か!?」
………あ?コイツら、俺の正体知らなかったのか?ただ俺が東條や矢澤とツルんでるのが気に食わないから俺を消そうって魂胆か。瑠川はとばっちり喰らったって訳か。
「まぁ、音ノ木坂にいる男子の大半が転生者だからな。俺もそれだ」
「やっぱりか…!」
「テメェ!俺達を排除してハーレムでも作る気か!?」
080が訳の解らん事を言ってきた。馬鹿だなコイツは
「誰がそんなもん作るか、怠い。てか、好き勝手暴れてんのはテメェらだろうが…」
「もう良い……。佐竹、仁村、アイツ消すぞ」
あの腰巾着2体は佐竹良樹と仁村敬太だったか…。まぁ、予想通りだな。どっちがどっちかは…どうでもいっか。
そして野村はロイミュードに姿を変えた。上級ロイミュードに。
右腕はスナイパーライフルの様になっており、ボロく薄汚れた白い布切れみたいなのを身体に纏っている。右眼付近にはスコープの様な物が植え付けられていた。
「スナイパー…それがこの俺、元052の新たな名だ!」
そう言ってスナイパーは右腕のライフルを俺に向けてきた。
「3対1…か。ハンデには丁度良いな……」
「……本当にそう思うか?」
「ああ。俺と貴様らの実力を考えれば…」
「違う…」
「何?」
「本当に“3対1”だと思うか…?」
「……!?まさか……ッ!?」
背後から気配を感じた俺は振り返った……。
そこには俺にナイフを突き立てた瑠川利也がいた…。
「瑠川…!?何故……!?」
俺は咄嗟に左腕を盾にしたので致命傷は間逃れた。だがその腕には刃が深々と刺さっている。
「チッ、後ろからナイフでグサッ!ってやつをやってみたかったんだがなァ…」
その声はあの弱々しい瑠川の物とは思えない程、冷たい物だった。
「瑠川も転生者だったとはな…」
「は?何言ってんの?」
「あ…?」
「俺は転生者とかいうのじゃないぜ。普通の人間だ…」
瑠川の放ったその言葉が俺には理解できなかった。何故転生者でも無い普通の人間がこんな事をするのか?こんな事をして何になるのか?
「その目…。何
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