転生した彼らは何の為に生きるのか?
count,3 Both Mach
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、でも花陽は滑り止めとして音ノ木坂を受けて合格してるんだ。
花陽がUTX落ちたら音ノ木坂に行くことになるけど、俺はそんな事望まねぇ。俺は花陽に夢を叶えて欲しいと思う。アイツの夢、アイドルになるっていうのが叶う可能性が高い場所はUTX学院だからだ。
確かに音ノ木坂でμ'sが結成されればアイツはアイドルになれる。でもユウキが以前、こんな事を言っていた……。
「ラブライブの物語は俺達が存在している時点で破綻する……」
その通りだ……。本来俺達は“ラブライブの物語”に居ない存在だ。だからこの世界にどんな影響を与えることになるか分からない。最悪、物語が破綻するかも知れない……。つまり花陽のアイドルになるっていう夢が崩されるかも知れない……。
俺はそんなのは嫌だ。花陽は大切な友達だ。だから彼女には夢を叶えて欲しい。たとえ“ラブライブの物語”が破綻することになっても……。
……こんなこと言ったら、みんなに殺されるかもな。でも、それでも良い気がする……。
「俺が守りたいのは……」
「タケシ君!何やってるにゃー?早くいくよー!」
「えっ?お、おう!」
俺は凛に促されて先を行く2人の元へ向かう。
花陽の合格を祈りながら?????
______________________
花陽の番号は無かった……???
帰り道、花陽は俺と凛の少し前を歩いている。俺達は何度か花陽に声を掛けようとしたが、彼女の小さな背中を見たら話し掛けられずにいた……。
そして暫く歩いた後、花陽は立ち止まって俺達の方を向いた。
「ごめんね、凛ちゃん、タケシ君……。せっかく着いてきてもらったのに……。恥ずかいとこ見せちゃったね」
「かよちん……」
花陽は俺達に笑い掛ける。でもそれは無理して笑っているんだっていうのが俺には分かった。多分凛もそう思っている。
「残念だったけど、私にはああいうアイドルがいるキラキラした学校は似合わないって事だろうね……」
「…………そんな事ねぇよ」
「えっ……?」
「花陽は充分キラキラしてる??UTXにも負けない……アイドルみたいに!今迄頑張って勉強だってしてきただろ!?それが証拠だ!花陽は輝いてる……!」
「タケシ君……」
「そうだよ……かよちんは炊き立て白米みたいに輝いているにゃ!」
…………凛よ、何だその例えは……?そんな例えで花陽が感動……???
「凛ちゃん……!?」
……???しますよねー。お米大好き
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