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デジモンアドベンチャー Miracle Light
フォールダウンモード
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〜回想終了〜

「ヒカリちゃん、俺…嫌な予感がする」

「奇遇だね、私も」

「はははは、まあ気にするな」

「「気にするから」」

翌日はきっと大荒れになるだろうと溜め息を吐いたが、ブイモンがテイルモンに渡したチョコレートにより、予想以上の嵐が起きることとなるのであった。

数分後。

ドッゴオオオオンッ!!

「「な、何事!?」」

「あらら来ちゃったか」

玄関から聞こえてきた轟音に大輔とヒカリは驚くが、ブイモンはのほほんとチョコレートを一齧り。

「ブイモーーーンッ!!出てきなさーーーいっ!!今日と言う今日は許さないんだからーーーーっ!!!」

「テ、テイルモン!?」

「おい、ブイモン。お前何したんだ?」

「フッ、実は俺の作ったブイモンスペシャルはデジメンタルをモデルにしてるんだ。因みにテイルモン以外は友情だぞ」

「ああ、友チョコだからか。で?テイルモンは?」

「暗黒のデジメンタル」

「よりによってそれ!?」

よりによって便利アイテムではあるものの、名称からして不吉なアイテムをモデルにしたチョコレートを渡したことにヒカリはツッコミを入れる。

「でも、それだけでテイルモンがあそこまで怒るもんか?」

しかし、ブイモンと喧嘩ばかりしているテイルモンはチョコレートと言う名の挑発に簡単に乗るものだろうか?

「ああ、それはな」

場所を変えて八神家。

太一はテイルモンが貰った中身が気になり、テイルモンが放り投げた小袋を拾った。

「テイルモンの奴…中身を見た途端にフォールダウンモード化しちまったけど。中身は何なんだ?」

「これ、暗黒のデジメンタルですね」

太一と芽心が小袋から出すと、チョコレートの形は暗黒のデジメンタルチョコであった。

「まさか暗黒のデジメンタルとは…悪意を感じるぜ」

「でも、これだけでフォールダウンモード化しますかね…?あ」

「ん?…………あ」

チョコレートをよく見ると、後ろの方に一文字がチョコペンで書かれていた。

















































「「…………」」

この一文字を見た瞬間に太一と芽心はこれはぶちギレると納得してしまった。

次の瞬間、二人の携帯に電話が掛かってきた。

「「え?電話?もしもし」」

同時に掛かってきたことを不思議に思いながらも通話モードにすると…。

『選ばれし子供のみんなーーーっ!!ヘルプヘルプーーーッ!!』

「「〜〜〜っ!!?」」

電話をかけてきたのは大輔の姉の
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