第三百七話 偉大なキャッチャー
[8]前話 [2]次話
第三百七話 偉大なキャッチャー
フランスは大阪にしんみりとして言いました。
「凄い人だったな」
「はい、実はわいのところのチームの人でした」
「南海は本拠地大阪だったしな」
「今は福岡のチームですけど」
「キャッチャーとしてもバッターとしても素晴らしい人だったな」
「囁き戦術とID野球は最高だったある」
アメリカも中国も大阪にこう言います。
「監督としても卓越した人だったある」
「南海時代の監督兼任は立派だったな」
「阪神の監督の時は成績は出せなかったけれどね」
ロシアも今は寂しい感じのお顔です。
「後に続く人達を育てて二年後の優勝に貢献してくれたよ」
「じゃあ今から皆で新たな旅立ちを祝おうな」
イギリスはあえて明るい声で大坂を励ましました。
「出身地の京都も縁があった兵庫や東京や宮城も来てるしな」
「色々なチームで監督しましたし」
南海にはじまりヤクルト、阪神、楽天とです。見ればプレイしたチームのホームグラウンドだった神奈川や埼玉も来ています。当時ロッテは川崎に本拠地がありました。
「皆で見送りましょう」
「最後はあの人飲めなかったから甘いものでな」
フランスはそちらも用意してくれていました、連合国の面々はかつて阪神の監督でもあったこの人を大阪達と一緒に見送りました。
第三百七話 完
2020・2・12
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ