転生した彼らは何の為に生きるのか?
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何れ表には出るだろうとは思っていたが、ここ迄早期になるとはな」
「アガ…アガガガッ!アガガガガガ!アガ!」
タケシが何か言っているが激痛に襲われていて、一切言葉になってない…。私には理解出来ない…。
「うるせぇ、早過ぎなんだよ」
解るのかユウキ!?
「アガガガッ!アガアガ!」
「それを今考えてんだよ…。テメェも脳味噌搾って考えてみろ」
《ユ、ユウキ…?タケシは一体何を…?》
「あ?あー。最初のは“何れバレるのが解ってたんなら、別にいいじゃねぇか”。二つ目は“コレからタカユキはどうするんだ?”っていう事だ」
《な、成る程…。確かにタカユキのコレからは一番に考えなければ……》
「状況が状況だからな……。最悪、奴をドライブの座から外す事も視野に入れんとな…」
「おま!?それ本気かよ!?」
復活したタケシがユウキの台詞に驚く。私も今のユウキの台詞には驚いた。しかし、冷静に考えれば、それが一番かも知れない……。
「本気だ。コイツの正体がバレている以上、俺らにも被害が来る可能性が有る。そうなれば、μ'sを護る処の話ではなくなる。どの迄広がっているか解らんし…」
「な、なら、お前がドライブになってタカユキがチェイサーになれば…」
「現在、転生者共から一番危険視されているのは魔進チェイサーだ。コアを破壊しているからな。そんな物に詰めの甘いコイツを変身させてみろ。直ぐ正体バレて殺されちまう」
「ううぅ…確かに……」
「今直ぐではない。少なくともナイト、ドリル、アサルトの3体と久瑠間学園に残る最後の1体のロイミュードを撃破した後だ。でなきゃタカユキは、奴らからの自衛手段無しだからな。そしてその後はドライブの座を剥奪して隠居…と言った所か…。ま、この件は慎重に進めんとな…」
そう言ってユウキはドライブピットを出て行く…。タケシも一度タカユキを見た後、ドライブピットを後にした……。
_______________________________
「ふぅ……」
俺=ユウキは溜息を吐き、シャツを脱ぎ捨て自室のベットに転がった。
何だ、この違和感は…?
余りにも妙な所が多い……。
ロイミュード……。奴らと何度も戦った中で感じた違和感……。まず何故、重加速現象を起こさないんだ?重加速こそ、ロイミュードの最大の特徴と言えるだろう。だが今迄戦った奴らはそれを一度も使用していない。
使用に何らかの制限があるのか?それとも単に今迄戦った奴らが使用していないだけなのか?
以前、俺達が重加速を起こせるかを試してみた際は使用出来た。更にチェイサーには重加速を打ち消す力があ
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