転生した彼らは何の為に生きるのか?
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観察されているかどうかは解らんが…》
「そうか……ッ」
《DRIVE!type SPEED!》
ユウキはシフトスピードをシフトブレスにセットして変身。そしてその手にディメンションキャブを握る。
《タイヤコーカン!》
《Dimension CAB!》
ユウキが変身したドライブはディメンションキャブにタイヤ交換をし、ロイミュード達に向けて歩き出した……????
************
という事だ。オブサベイションは“タカユキが変身したドライブ”の情報しかない。その為、“ユウキが変身したドライブ”の動きには対応出来なかったのだ。更に今迄使用して無かったディメンションキャブを使ったのだ。それがロイミュード達を混乱させたのだろう。
ユウキはオブサベイションを撃破し、そしてその混乱に乗じて我々は逃走する事が出来たのだ。
重傷を負ったタカユキはユウキの治療を受け、長椅子の上に寝ている。タケシも今、ユウキの治療を受けている。
「イテテテテッ!?も、もうちょい優しく頼む!?」
「うるせぇ…オラよッ」
「イデェッ!!?」
《何とか乗り切ったとはいえ…コレからどうするか…?》
「どうもこうも、タカユキは色々やり辛くなるだろうな」
《確かに…》
ユウキの言う通り、タカユキの正体を知っているロイミュードが久瑠間学園にいるというのは非常に厄介だ。それにロイミュード側の正体が解らないとなるとその厄介さは増す。何時、命を狙われる……。
「だから人前で下手に暴れるなと言ったのに…。ライダーの存在は詰まらん噂レベルにするべきだった物をお前達は…」
「ちょ、ちょっと待てよ??お前“達”って俺も入ってんのか…よ…」
ユウキの台詞に食い付こうとしたタケシだったが、そんな彼にユウキが数枚の新聞記事を突き付けた。恐らく今日の夕刊だろう。突き付けた記事にはこう書いてある。
【UTX学院に謎の怪物出現!?そして現れた謎のヒーロー!?】
【ヒーロー登場!?その名も仮面ライダーマッハ!!】
【都市伝説の戦士!?仮面ライダーとは!?】
「御丁寧に名乗ったみたいじゃねぇか。しかも堂々と見栄まで張りやがって………。素晴らしいカメラアングルだなァ…」
顔は笑っているが目が笑っていない。タケシはヤバいと思ったのか、目が滅茶苦茶泳いでいる。
「だ、だろ?いやー、お、俺もどうすれば格好良く写るか、メッチャ考えてなぁ…あははは…」
「あははは………フンッ!」
ユウキはタケシの傷口に蹴りを容赦無く叩き込んだ。タケシは余りの激痛に声すら出せずにもんどり打って倒れ、床でジタバタしている。
「馬鹿が……。まぁ、
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