転生した彼らは何の為に生きるのか?
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向けた…?????
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「クソッ!何処行きやがった!?」
「落ち着け。そう遠くには行ってない筈だ…」
荒れるドリルを宥めるアサルト。俺、オブサベイションは右肩に着いているカメラを使って逃げた仮面ライダー共を捜している。アサルトの言う通り、遠くに逃げるのは不可能だろう。マシンは破損。チェイサーが2人を担いで逃げようものなら、直ぐにナイトの餌食となる…。
奴らは八方塞がり……。打開策等与えはしない…。
ん…?
「お!出て来やがったな!」
歓喜の声を上げるドリル。その先にはコチラに歩いてくる1人の戦士がいた。
まだ息の有るマッハか…それとも死神か………ッ!?
「馬鹿な…!?」
「何!?」
「テメェ!?何で!?」
「ほぉ…」
俺、アサルト、ドリル、ナイトは歩いて来る戦士を見て驚愕した。何故ならそれは、先程重傷を与えた筈のドライブ=江本タカユキだったからだ。
ドライブはまるでノーダメージだったと言わんばかりに、悠々と歩いて来る。……まさか…。
「テメェ!?何でピンピンしてんだよッ!?」
「落ち着けドリル。マッドドクターというシフトカーが有る事を忘れたか?」
「ああァ?」
「おそらくそのシフトカーを使って死神が傷を治療したのだろう。最初に江本タカユキを治療して、次は久米野タケシ…。そうやって3人で俺達と戦うつもりなんだろう。奴が出て来たのは久米野タケシの治療の時間を稼ぐ為…。治療中に攻められたら堪らんだろからな…」
成る程……。戦力を揃えた上でぶつかろうという事か。それとよく見たら、姿はタイプスピードだがタイヤはタイプスピードの物ではないな。初めて見るものだ…。だが、無駄だ。どの道、貴様らに勝機など無い。力の知れた貴様らにはなァ……。
「復活したのなら、もう一度潰す迄…!!」
「ヒャァァッ!!殺って殺るぜェェェェェェェェェッ!!!」
アサルトとドリルが突っ込んでいく。ドリルは狂った様に腕の武器を振り回す。破壊衝動を抑えられない戦闘狂…。何処までも狂った奴だ…。ナイトは剣を構えて離れた位置からドライブを見据えている。
「ヒャァァァァァッ!!」
ドリルの右腕が突き出された。ドライブはそれを横に動いて躱し、ドリルの背に蹴りを入れる。そして次に突っ込んで来たアサルトを飛び越えて躱す。その隙を狙ってナイトが剣を振るった。だがドライブはそれをバク転して回避……。
おかしい……。なんだ、この違和感は…?
俺は少し離れた位置から
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