転生した彼らは何の為に生きるのか?
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《タケシ!?》
タカユキに装着されているベルトさんが叫ぶ。
「クソッ…やってくれんじゃねぇか…この鎧野郎!」
俺はフラフラと立ち上がりながら鎧野郎にゼンリンシューターの銃口を向ける。
逃げんのは辞めだ!この野郎…絶対ぶっ飛ばしてやる…!ココに居るロイミュード全員倒せば、タカユキ担いで悠々と帰れるしなァ!
「追跡!以下略!かかって来やがれロイミュード共!」
「ハァ…ハァ……ゴフッ…!?」
俺は気を失っているタカユキの側で膝を地面に着き強制変身解除され吐血した。
コイツら……強過ぎだろ…!?
連携が半端ねぇ…付け入る隙が全然見当たらねぇ…。しかもオブ…なんとかとか言うロイミュードの話によると、俺の力は解析済みだとよ…。何だよ、そんなのありかよ…?俺に勝機0じゃねぇか……。
このままじゃ……殺られる…!?
俺がそう思った時だった。俺達の前に誰かが降り立った…。
黒と紫の鎧……。
魔進チェイサー…ユウキだ…?????
チェイサーが左腕を挙げると複数のシフトカーが現れ、ロイミュード達に突撃をしていく。
「チッ!?邪魔だァァァァッ!!」
ロイミュード達が混乱している隙をついてチェイサーは俺とタカユキを引き摺って物陰に走っていく…。
せめて担いでくれよ…。
_______________________________
「全く…」
俺は変身を解除してボロボロで転がっている2人を見た。クリムから報せを聞いて来てみればこの様か……。
物陰から顔を出して覗くとその先には、ロイミュード達が俺達を捜している。必死だな…余程俺達を始末したいという事か……。ま、解らんでもないが。
逃げようにも、易々とは逃げれんだろうな。ライドマッハーが破損している以上、ライドクロッサーは使用出来んし、トライドロンもロイミュードの攻撃で破損しているだろうしな。
………帰ったら修理か…面倒くせぇな…。
「お、おい…どうやって逃げる…?」
タケシが肩の傷を抑えながら、俺に尋ねてくる。
「逃げるにも、この状況じゃなぁ…。それに、向こうには俺達の力を知り尽くして、そいつをリークした野郎がいるんだろ?オマケに30番代の数字が居る……最悪じゃねぇか。正当法で挑んでも勝つのは難しいだろうな…」
「ううぅ…確かに……。でも、このまま大人しく殺されたら堪ったもんじゃねぇぞ…?」
「解ってる……。要は正当法じゃなきゃ良いんだよ……」
俺はそう言って、ある物に目を
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