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ラブドライブ!〜女神の守り人〜
転生した彼らは何の為に生きるのか?
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 さて……ドライブは倒れた。俺達の力の前にな…。そして今、ナイトがトドメを刺す為にドライブ=江本タカユキに剣の鋒を向けて迫っていく。

 コレでまずは1人だ。残るはマッハと名乗るライダー…そして死神と呼ばれる者……。前者の正体は既にリサーチ済だ。奴は正体を隠すのが下手だったしな。だが、後者は戦闘能力については少しあるが、正体については情報が無い。徹底して正体を隠しているとは、侮れんな……。まぁ、コイツが死ねば、嫌でも出てくるだろう。

 ナイトの剣が振り上げられた。そして真っ直ぐに奴めがけて落ちていく……。










《シューター!》





 銃声が鳴り響き、ナイトの身体から火花が散る。



「ッ……貴様は…」
「んだテメェはァァッ!?」


 ドリルが怒りの声を上げ、削岩機を向けるその先に居る戦士……。

 俺はコイツを知っている。観察対象の1人だからな。ま、もう観察し終えた個体で取るに足らん相手…。久米野タケシ…仮面ライダーマッハだ…。









_________________________








「オワァッ!?」


 奴らの隙をついてどうにか救い出したタカユキを肩に抱え、走って逃げる俺だが、ロイミュードの放った斬撃が足下に炸裂して吹っ飛んだ。

 痛ゥ……え?トライドロンかライドマッハーで逃げろって?俺もそうしたいのはやまやまなんだが……。






「フンッ!」


 なんかゴツいロイミュードがトライドロンを抑えてるんだよ…。そしてライドマッハーなんだが……。






 あの鎧みたいな奴にぶっ壊された……。

 いや、びっくりだよ。剣の一振りで吹っ飛んで煙り上げて壊れちまったんだから…。最悪だ…。今度ユウキに直してもらお……。


「でも、その前に…どうやって、こっから逃げるかだな…」


 俺は再び立ち上がってブーストイグナイターを押しまくった。


《ズーット!マッハ!》


「ちょいとキツイかも知んないけど、我慢してくれよタカユキ…」



 俺は思いっきり加速して走り出した!







 だが……。



《タケシ、前だ!》



「ッ、何ッ!?」
「逃がさん……」


 あの鎧みたいなロイミュードが立っていた。俺のスピードに追い付いただと!?

 鎧野郎は俺の胸に拳を叩きつけやがった。


「ガァッ…ッ!?」


 俺は思いっきり吹っ飛んでアスファルトに転がる。タカユキも落としてしまった。



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