転生した彼らは何の為に生きるのか?
Last 3 count Before
[1/9]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
さて……ドライブは倒れた。俺達の力の前にな…。そして今、ナイトがトドメを刺す為にドライブ=江本タカユキに剣の鋒を向けて迫っていく。
コレでまずは1人だ。残るはマッハと名乗るライダー…そして死神と呼ばれる者……。前者の正体は既にリサーチ済だ。奴は正体を隠すのが下手だったしな。だが、後者は戦闘能力については少しあるが、正体については情報が無い。徹底して正体を隠しているとは、侮れんな……。まぁ、コイツが死ねば、嫌でも出てくるだろう。
ナイトの剣が振り上げられた。そして真っ直ぐに奴めがけて落ちていく……。
《シューター!》
銃声が鳴り響き、ナイトの身体から火花が散る。
「ッ……貴様は…」
「んだテメェはァァッ!?」
ドリルが怒りの声を上げ、削岩機を向けるその先に居る戦士……。
俺はコイツを知っている。観察対象の1人だからな。ま、もう観察し終えた個体で取るに足らん相手…。久米野タケシ…仮面ライダーマッハだ…。
_________________________
「オワァッ!?」
奴らの隙をついてどうにか救い出したタカユキを肩に抱え、走って逃げる俺だが、ロイミュードの放った斬撃が足下に炸裂して吹っ飛んだ。
痛ゥ……え?トライドロンかライドマッハーで逃げろって?俺もそうしたいのはやまやまなんだが……。
「フンッ!」
なんかゴツいロイミュードがトライドロンを抑えてるんだよ…。そしてライドマッハーなんだが……。
あの鎧みたいな奴にぶっ壊された……。
いや、びっくりだよ。剣の一振りで吹っ飛んで煙り上げて壊れちまったんだから…。最悪だ…。今度ユウキに直してもらお……。
「でも、その前に…どうやって、こっから逃げるかだな…」
俺は再び立ち上がってブーストイグナイターを押しまくった。
《ズーット!マッハ!》
「ちょいとキツイかも知んないけど、我慢してくれよタカユキ…」
俺は思いっきり加速して走り出した!
だが……。
《タケシ、前だ!》
「ッ、何ッ!?」
「逃がさん……」
あの鎧みたいなロイミュードが立っていた。俺のスピードに追い付いただと!?
鎧野郎は俺の胸に拳を叩きつけやがった。
「ガァッ…ッ!?」
俺は思いっきり吹っ飛んでアスファルトに転がる。タカユキも落としてしまった。
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ