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剣製と冬の少女、異世界へ跳ぶ
071話 文化祭編・開催3日目(06) 超との決戦
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そして嫌な予感が当たってしまったのか、

「魔法、ネ……さぁそれはどうカ?……コード、『■■■■■』呪紋回路解放、封印解除……ラストテイル……マイマジックスキル・マギステル」

瞬間、超からとてつもない魔力が吹き上がる。
しかも超の体のいたるところに刻まれているあの紋様は、まるで魔術回路のようで!?

「……契約に従い我に従え炎の覇王。来れ浄火の炎燃え盛る大剣……」
「まさか!? 魔法!?」
「私が魔法を使えるのがオカシイカ? 私はネギ坊主……そしてあのサウザンドマスターの子孫ヨ?」
「チッ!!」

俺はすぐさまネギ君の前へと飛び出ていく。

「士郎さん!?」
「今は俺に任せてくれ!」

間に合うかは分からん! だが今やらずしていつやるという!

I am the bone of my sword(体は  剣で 出来ている)―――…………ッ!!」
「いいネ。エミヤ先生! ほとばしれよソドムを焼きし火と硫黄。罪ありし者を死の塵に……!!」

そして俺は手を掲げた。
あとは唱えるのみ。

熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)――――ッ!!」
燃える天空(ウーラニア・フロゴーシス)ッ!!!」

とてつもない熱波の爆風が七つの花弁と衝突する。
その強烈な魔法は花弁を次々と破壊していく。
俺だけならまだしもこのままではネギ君を巻き込む!

「うおおおおおおおおおーーーーーっ!!!!」

それで負けてやれんというばかりに裂帛の叫びを上げる。
そして魔法が収まった後にはなんとかアイアスの盾が一枚残っているという結果に相成った。

「くっ……! やってくれる!」
「大丈夫ですか、士郎さん!?」
「なんとかな……しかし、今のでごっそり魔力を持っていかれた。ネギ君、すまないが後を頼む…」
「すみません……ありがとうございます!」

それでネギ君は超のもとへと向かっていく。
しかし、本当に超のあの魔術回路のようなものはなんだ……?
あれは、まるで人工的に呪紋処理されているような……いや、あれが超の未来の科学だというのか!?
あれはもう人の業の技だぞ!!
あんなものを施されている超は魔法を使うたびに激痛に苛まれているのか苦しい表情になっていた。
ネギ君はなんとかその力を止めようと説得しているが、もう超はきかんぼうになってしまっていて、

「二年だ……この二年で私は今回の計画を練りに練ってきた! この計画は私のすべてと言っても過言じゃナイ!」

そこには倒れそうになりながらも、必死に立っていて今にも泣きたいのに意地を張っている超の姿があった。

「そして、エミヤ先生の未来の存在である英霊エミヤをも戦力の駒として利用してしまった私はもう引き返せない! さらには一回
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