第5話
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出会った際はパッとしないと切り捨てたが、この闘いでアラタに対する認識を改めて興味を引いたようだ。
オーラの穿いていた下着から、透明な液が太腿を伝う。それ掬って糸を引くと、オーラはそれを愛おしそうに舐めた。
「んっ・・・・・・アイツに抱かれたら、どんだけ気持ちよくなるかしら?」
オーラはスウォルツとウールには見せない笑みを零し、何処へと消えていった。
残るアナザーライダーはあと、19人。
ーーー
──かくして、アナザービルドはアナザージオウに打ち倒された。偽物でありながらも、魔王の力を持つだけのことはある。
──しかし、戦いが終わったのではなく、また新たな戦いが始まるのである。
「・・・・・・探せばなるまい。我が魔王と同等の資質を持つ者を。それが、我が魔王の要請であるなら尚更」
強風が吹き荒れる荒野に降り立つ青年はそう呟くや、羽織っていたマフラを振るう。マフラーは形状を変えて青年を包むと、荒野から姿を消した。
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