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仮面ライダーの力を得て転生したったwwwww
第5話
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る者があって、お前にはそれがなかった。それだけの事だ』

アナザージオウは琴音に視線を向けながら男の問に答える。男は微かに笑いながら、天を見上げた。

「・・・・・・意志の強さが、逆境を覆す、か。実に・・・・・・下らないな・・・・・・ 」

それが、男の最期の言葉となった。男がいたその場所には、アナザービルドウォッチだけが遺された。

『・・・・・・ぐっ』

それから僅かに遅れて、アラタの変身が解ける。そのまま地に倒れそうになるが、既の所で琴音が駆け寄ってアラタを支える。

「アラタ君!!」
「・・・・・・俺」

俺には構わなくていい、そう拒否しようとした直前で、琴音に抱き締められた。琴音の声は震えていて、瞳から透き通った涙が彼女の頬を濡らしている。

「アラタ君が、死んじゃうんじゃないかって思った。怖かった。また目の前で居なくなっちゃうんじゃないかって・・・・・・!」

俺を離すまいと、彼女の両腕に力が籠っているのが背中越しから伝わってくる。俺は解放されてる右腕で、彼女の頭を優しく撫でた後、涙を拭ってあげる。

「・・・・・・俺は死なないよ。 絶対」
「生きててくれて・・・・・・良かった」

まだやるべき事は沢山ある。根本的な問題は解決出来てはいない。

だけど。今だけは、せめて。

泣きじゃくる琴音の涙が収まるまで、俺はただひたすら彼女の頭を撫で続けた。


ーーー

「あーあ。僕のアナザーライダーがやられちゃったか」
「いい気味ね。 早くも1人失うとか」
「まだ負けたわけじゃない。そんな事言ってると、オーラも足元をすくわれるよ」

タイムジャッカーが根城としている建物内。 遠巻きからアナザージオウとアナザービルドの闘いを映像で監視していたタイムジャッカー達。だがアナザービルドが脱落した事が分かるや、ウールがそう愚痴を零す。その事をオーラにおちょくられるが、ウールは淡々として言い返す。
早くも2人に険悪なムードが流れる中で、スウォルツが口を出す。

「だが、ようやく事が動いたということだ。残るアナザーライダーは19人。各々が欲望の為に命懸けで闘う。そして最後の1人となった者が立てるーー王座を決める戦争がな?」

スウォルツは部屋内にポツンと置かれた椅子に視線を向ける。 ウールはその椅子を見てニヤリと笑い、オーラは興味無さそうに髪の毛を弄る。

「じゃ、私用あるから」

オーラはそう言うと、ウールスウォルツの居た部屋を退出する。少し歩いたところで、オーラ立ち止まるとスカート越しに手を当ててアソコを弄る。

「んっ・・・・・・」

映像越しからではあったが、アナザービルドと戦った青年。オーラ自身、最初に1度
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