暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep20戦技教導隊〜to recieve training 3〜
[5/8]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
だ・・・!)
残り3秒、2、1、0。その瞬間、数十mと離れて編隊飛行をしてた隊員さん達がヒノ一尉の「構え!」という指示の下、一斉にデバイスをこちらに向けてきた。そして初歩中の初歩の砲撃魔法、フォースカノンを発射。
「散開!」
アレッタ三佐の指示で私たちはバラバラに回避。そこに「射撃魔法!」が飛来。ソレらは回避先を予想して放たれたもので、ちょうど回避行動を終えた直後に私の間近にまで迫ってきてた。
≪Round Shield≫
“レイジングハート”がシールドを張ってくれたおかげで直撃は免れたけど、その魔力弾は攻撃用じゃなくて「目潰し!?」としての効果を持っていて、強烈な発光をした。私は戦闘中にも関わらず右腕でひさしを作って、さらに目も瞑っちゃった。
『高町候補生! 下方に5m急速降下!』
『りょ、了解です!』
視界が利かない中、オデッセイ二尉からの指示に従って急降下。直後に頭の上を何かが通り過ぎたような風が吹いた。
『高町候補生、視界はどうか!?』
任務中だから普段の敬称じゃなくて、今の階級である候補生と付けて私を呼ぶマルシーダ二尉の念話に、問題ありという意味の『ネガティブ!』って答える。全然見えないわけじゃないけど、チカチカして魔力攻撃なのか違うのかの判別がちょっと難しい。
(目潰しなんてシャルちゃん達との模擬戦で使われることないから油断した・・・!)
“闇の書”事件の際にヴィータちゃんから1発貰ったけど、あれは本当に強烈だったから私もフェイトちゃんも一切の動きを止めてちゃって、ヴィータちゃんを逃がしちゃったんだよね。
『了解! マルシーダ、高町候補生のフォローに入ります!』
『『了解!』』
『お、お願いします!』
視力が低下してることで集中砲火を受けるかもしれなかった私は、マルシーダ二尉と“レイジングハート”のおかげで、それから何度か攻撃はされるも直撃は1発もなかった。
≪マスター。私がロックオンします。アクセルシューターを準備してください≫
「うん、お願い!」
――アクセルシューター・バニシングシフト――
≪ロックオン完了です!≫
“レイジングハート”の機能で複数の対象をロックオンして精密狙撃を行う、アクセルシューターのバリエーションの1つ、バニシングシフトを発動。
「『高町、射撃魔法いきます!』シューット!」
アレッタ三佐たちに注意をしてから、“レイジングハート”から14発の誘導操作弾を発射。防御か迎撃かをしないと、ロックオン効果によっていつまでも追撃を続ける。ヒノ一尉たちもそれを察して、迎撃ないし防御魔法で対処し始めた途端、アレッタ三佐から『総員、攻撃!』という指示が入った。私のシューターへの対処で生じる隙を突く戦術
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ