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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep20戦技教導隊〜to recieve training 3〜
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の演習でお世話になるチームBの班長を任されています。隊を代表して、ご挨拶させていただきます!」
ヒノ一尉(アクセントが日本のそれだけど、偶然だよね?)が敬礼して、私たちも「お願いします!」敬礼を返した。そして私たちはヒノ一尉の案内で外にある演習場へ。そこには武装隊共通のバリアジャケットに変身し終えてる魔導師6名がビシッとした佇まいで居た。
(あ、ルシル君は居ないんだ・・・)
ちょっと寂しいような、でも嬉しいような。マルシーダ二尉も小さく「あー、居ないんだな」ってポツリと呟いた。そんな私やマルシーダ二尉の様子を察したようで、「セインテスト候補生なら、今はチームCとして哨戒任務中ですよ」ってヒノ一尉が教えてくれた。
「セインテスト候補生の参加する演習は明日からなので、その時はお願いしますね。では、早速お願いできますか、アレッタ三佐」
「ええ、判りました。では各員、デバイスを起動し、防護服着用せよ。ブレードロッド、起動」
アレッタ三佐のデバイスは、武装隊共通の杖形のストレージデバイスを個人用にチューンした物で、石突には実体刃を装着してる。
「ブラストガナー、セットアップ」
マルシーダ二尉のデバイスは拳銃形で、名前はストレージデバイス・“ブラストガナー”。かなり大きな拳銃だ。
「レーヴェンゲブリュル、仕事の時間よ」
オデッセイ二尉のデバイスは槍型のストレージデバイス・“レーヴェンゲブリュル”。オデッセイ二尉の身長は160cmほどで、“レーヴェンゲブリュル”はもっと長い170cm。それでも軽々振り回して繰り出す連撃はすさまじい。
アレッタ三佐とマルシーダ二尉とオデッセイ二尉のデバイスは専用機だけど、バリアジャケットは武装隊共通のものを着用してる。武装隊の人たちは基本的に同系魔法を使うから、バリアジャケットも共通で問題ないみたい。でも私は専用のあの白いバリアジャケットだ。ちょっと特殊な魔法(特に防御系がね)を使うから、こっちのバリアジャケットでいいとOK貰った。
「ではヒノ一尉」
「はい。チームB、飛行魔法発動!」
ヒノ一尉の指示に「了解!」と応じたチームBの隊員さん達が一斉に空に上がって、編隊を組んで空に翔け回り始めた。それを見たアレッタ三佐の「俺たちも上がるぞ。4班、出撃!」という号令に、私たちも「了解!」と空へと上がった。
『10秒後から演習開始ということでお願いします』
『了解です。各自、時間合わせ。3、2、1、今!』
演習時には手首に装着するように決められてる腕時計のタイマーをセット。演習は基本的に1時間の中で休憩を何度か挟んで行うことになっていて、今回も例に漏れずだ。腕時計から小さいモニターが展開されて、カウントダウンが始まる。
(0になった瞬間、演習開始
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