暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep20戦技教導隊〜to recieve training 3〜
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その時はなのはちゃんにお願いすると思う。でも単独で突っ込めなんてうちの班長、アレッタ三佐は指示にしないだろうから、みんなで倒そうね?」

「が、頑張ります!」

それからロザリーさんと楽しくお喋りしつつ到着した教導隊のオフィス。オフィスに入る前に「高町なのは、入ります!」一言挨拶してから入室。続けて「ロザリンダ・ベルトーネ、入室します」ロザリーさんも入室した。

「お、来たな。おはよう、高町、ベルトーネ」

「「おはようございます、アレッタ三佐」」

オフィス内は各班ごとに間仕切りで仕切られてる。私とロザリーさんは4班の区画に入って、すでに丸テーブルに着いていた4班の班長を務める、スポーツ刈りの赤い頭が目印のデミオ・アレッタ三佐に挨拶を返す。

「あれ? 今日は私たち2番乗りですか? エスティさんとヴィオラさんは・・・?」

4班の教導官は、アレッタ三佐とエスティ・マルシーダ二尉とヴィオラ・オデッセイ二尉の3人。戦技教導官は、空戦魔導師の中でも選りすぐりのエリートにしかなれない。って、私は別にエリートというわけじゃないんだけど・・・。

(私のような、がっつり砲撃特化かつ高魔力量の空戦魔導師は少ないみたい。その点から教導隊に入ったらどう?ってことで、私の砲撃技術が役立つならと選んだ志望部署・・・)

「マルシーダは手洗い、オデッセイはまだだな。まぁ始業開始までまだ時間がある。お前たちも、何かやっておきたい事があったら今のうちに済ませておけ」

「ではお茶を用意してきます」

「あ、私も手伝います」

「ありがとう、なのはちゃん。じゃあお願いしようかな」

ロザリーさんと一緒にオフィスにある給湯室に向かう。教導隊は6班あって、教導官と事務官合わせて40名で、給湯室には個人用のコップがずらりと並んでる。私とロザリーさんは棚から4班のコップだけを取り出して、沸かしたお茶を注ぐ。そして共用のトレイにコップを載せて、再び4班テーブルに戻ると、そこにはさっきまでは居なかった2人の姿があった。

「お、戻ってきた! おーっす、高町ちゃん、ベルトーネさん!」

右手を軽く挙げて挨拶をしてくれたのはマルシーダ二尉。ウルフカット?っていう髪型をした若い男の人。見た目はちょっと怖いけど、見た目じゃ判らないとっても気さくで優しいお兄さん。

「おはよう、なのはさん、ロザリーさん。お茶、ありがとう」

「「おはようございます!」」

ロザリーさんの持つトレイからコップを取って、テーブルの上に置いていくのはオデッセイ二尉。薄い黄色のショートポニーテールを揺らしながら、私の座る席の前にも桜の花びらが掛かれたコップを置いてくれた。

「お。始業チャイムだな。では、全員着席。ミーティングを始める」

「「「「はい
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