転生した彼らは何の為に生きるのか?
count,5 Evolution
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る。
まるで西洋の騎士の様な黒い鎧に銀のマント。腰には剣が帯刀してある。
「俺はナイト…数字は……」
奴の数字を聞いた時、俺は驚愕をする事になった……。
「037だ……」
037……その数字は、今までの相手とは強さの桁が違う事を物語っていた……。
「グッ!?」
俺は右手を抑えながらジャンプしてロイミュード達から距離を取る。
このままじゃマズい……。
俺はそう思いながらも引く事は出来ず、再びロイミュード達に構えた。
「逃げないか…。流石、仮面ライダーと言った所か……なぁ、江本タカユキ……」
「なッ!?」
1体のロイミュードが前に出て、俺の名前を呟いた。俺はまた驚いた。何故なら俺は今まで正体がバレない様、細心の注意を払いながら戦ってきたからだ。
「俺の名はオブサベイション…。元059だ。対処を観察し、その能力を理解して他のロイミュードに伝える事が出来る……」
「観察…だと?」
「俺達は全員、九瑠間学園の生徒だ…。正体さえ分かってしまえば、貴様を観察する暇などいくらでもある》
「無駄話は終わりだァ……死に晒せェェ…仮面ライダァァァァァッ!!」
ドリルが左腕の削岩機を突き出して俺に突っ込んで来る。
「ッ!?ドア銃!」
俺は咄嗟に車のドアの形を模した武器・ドア銃を呼んだ。ドア銃はトライドロンから射出され俺の手に来る。そして俺はソレを使いドリルに発砲した。
「グオッ!?」
それを受けてドリルは動きを止めた。今がチャンスだ!俺は畳み掛けようとドア銃の銃口をドリルに向けた……。
《タカユキ!上だ!》
「俺を……忘れるな…!!」
「なッ!?グアァァッ!?」
アサルトが上空から襲撃してきた。奴の突撃を受けて、俺は吹っ飛ぶ。
「グゥッ……つ、強い…!?」
「当然だ……俺達はお前を倒す為に手を組んだのだからな…」
「な、何だと…!?」
俺を倒す為!?今までの転生者の目的はラブライブの登場人物だった。俺を直接狙って来るなんて初めてだ……。
「貴様ら仮面ライダーは邪魔なんだよ……だからさっさと消してしまった方が、都合が良い……!」
そう言って、ドリル、アサルト、オブサベイションの3体が俺に突っ込んで来た。俺はドア銃を発砲して止めようとしたが、奴等は止まらない。
3体の攻撃が次々と繰り出される。俺は反撃をする事が出来ず、防戦一方となってしまった。そしてその防御も次第に疎かになっていき、装甲が傷付けられていく。
「グッ…ガァッ!?……ヌゥッ…!?」
俺はボロボロになり膝をついた
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