転生した彼らは何の為に生きるのか?
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せるものだった……
「凛、花陽、悪いが先帰っててくれ。俺ちょっと用事できたからっ!」
俺はそう言って凛達の返事も聞かずに走り出した……。
__________________________
「な、何なのよ……!?」
私、西木野真姫は人生最大級のピンチに陥っていた……。
原因は私の目の前にいる化物……。
「ま、ま、ま、ま、真姫、ま、ま、ハァハァ…ま、真姫ちゃ、真姫ちゃん……!」
何なのよ、この化物…!?何で私の名前知ってんのよ…!?しかもなんか興奮してるみたいだし…気持ち悪い…!
私は恐怖で腰が抜け、動けないでいた……。
「ちょっと待てぇぇぇぇっ!」
突然、声が響き渡った。化物はその声が聞こえた方を向く。私も恐る恐るその方向を向いた…。
そこにはフルフェイスのヘルメットを被った様な頭部に青い目、真っ白な鎧を身に着け、右肩にタイヤの様な物を着けた異様な化物が立っていた……。
そしてその化物はポーズを決めながら叫んだ…。
「追跡!撲滅!いずれもマッハ!仮面ライダァァァァーーー……マッハァァッ!!」
____________
決まった………。
俺は心の中でそう確信した。俺にはポリシーがある。それは”ヒーローはド派手にかっこよく”というものだ。だから俺は戦いにおいて魅せる事を大事にしている。例え何があってもな…。
さて、夕陽をバックにビシッと決まったとこだし、さっさとロイミュードと大立ち回r「きゃあああああああっ!?」そう、きゃあああああ…って、えっ!?
「ちょっと!?離しなさいよ!?」
「真姫ちゃんは…僕の物だァァ!!!!」
見上げるとそこには赤毛の少女を抱え飛ぶ、バット型の下級ロイミュードがいた。
てか真姫ちゃん…って、まさかμ'sの真姫の事か!?
バット型ロイミュードはそのまま飛び去ろうとする…………って逃がすかよ!
「待てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!!!」
俺はロイミュードを追うべく全速力で走る!奴を逃がさない為に全速力で走る!とにかく走る!
ロイミュードとの距離はグングン縮み、俺はジャンプして奴の右足を左手で掴んだ!
「な!?何だお前は、離せ!?
「離して欲しけりゃその子を離せ!」
「離せと言われて離すかよ!」
「だったら俺も離すかよ」
「離せよ!?」
「お前が離せよ!?」
「お前がだよ!?」
「いや、お前がだよ!?」
空中であーだこーだ言い合う俺達。真姫も真姫でギャーギャー叫いて暴れている。そのせいか、
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