暁 〜小説投稿サイト〜
ラブドライブ!〜女神の守り人〜
転生した彼らは何の為に生きるのか?
count,9 Determination
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ARE!》

 次にタイヤ交換したのはマックスフレアタイヤ。タイプスピードフレアになった俺は自分の前方に炎のタイヤを作り出し、それを084目掛けて蹴り飛ばした!

「がああああっ!?」

 見事命中し、084は転がった。

「トドメだ!!」

 俺は再びタイプスピードタイヤを装着する。そしてキーを回してシフトブレスのボタンを押した。

《ヒッサーツ!》

 そしてレバーを思いっきり倒した!

《Full Throttle!SPEED!》

 084をタイヤ型のエネルギーで拘束し、弾き飛ばす。そして俺の周囲を旋回していたトライドロンを俺は蹴って加速し飛んできた084にキックを放った!更に反射してまたトライドロンを蹴って加速し084にキック…そしてまた反射、加速してキック……と何度も何度もキックを浴びせていく。コレがドライブの必殺技・スピードロップだ!!

「馬鹿な…!?俺はこの世界で…俺の物語を…がああああああああああッッ!?」

 連続キックに耐えられなくなった084は、断末魔を上げて爆発した…。

 爆発した所から何が出てくる……アレはロイミュードのコア。つまりは魂というべきか?とにかくロイミュードはコアが無事ならば何度でも再生の余地があるのだ。

《心配いらない。Cmon!ディメンションキャブ!》

 ベルトさんに呼ばれて来たのは黄色と黒のタクシーの様なシフトカー・ディメンションキャブだ。キャブはコアの周りを旋回している………するとコアの上に謎の穴が開き、コアはその中に吸い込まれた…。

《あの魂はあの方の元へ戻った。きっと更生してくれるだろう。君達がロイミュードを倒すと事は殺すという事ではない。誤った力を手に入れた者に更生するチャンスを与えるという事なのだ》

「そっか……死んではないんだな…」
《ああ。コアを破壊しない限り、ロイミュード…つまり転生者は死ぬことはない。必殺技の威力はコアを破壊しない様に調整してあるから安心したまえ》

 ベルトさんにそう言われて俺はほっとした。そして変身を解除した。

《NICE DRIVE!》
 
「ふぅ……つ、疲れた……」
 
 俺はどっさっと地面に尻をついた。その周りをシフトカー達が囲んでいる。

「もう大丈夫…みんな、俺に力を貸してくれるか?」

 シフトカー達は賛成と言わんばかりに跳ねたり周ったりした。

「ありがとう……でも、こっからが俺の戦いって訳か…」
《そうだな。油断は禁物だ》
「分かってる……この世界…守ってみせるさ」

 俺は決めたんだ。仮面ライダードライブとしてこの世界を、そして女神達を守る事を……。





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