転生した彼らは何の為に生きるのか?
count,9 Determination
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しやがって…ぶっ殺してやるよ!…そして海未ちゃんを捕まえに行くさ!」
………奴の台詞を聞いたとき、心の底から怒りが湧いてきた。
海未ちゃんは嫌がっていた。なのにコイツは自分の身勝手な愛情を押し付けようとしている。それに海未ちゃんのことを”物”としてしか考えていない……。奴の考えは赦されない。海未ちゃんは何時の日か、この世界に感動を与える女神の1人になる少女。それを自分の欲望で穢すことなど言語道断ってやつだ。だから俺は今……コイツを止める為に……海未ちゃんを守る為に……。
「俺が戦う…俺が変身する!もう考えるのはやめだ!ただ誰も哀しませない為に俺がやるんだ!!」
《そうだタカユキ…その熱いハートだ!それこそが君にあり奴らに無い物だ!君なら何処までも走る事が出来る!さぁ、行こう!!》
「ああ!行くぜベルトさん!!」
《Start Your Engine!》
俺はドライブドライバーのキーを回し、シフトスピードを手に取ってシフトブレスに差し込む。
そして魂を込めて叫んだ…!
「変身!!」
《DRIVE!type SPEED!》
全身を黒いスーツと赤い装甲が包む……そしてタイヤが俺の胸に斜め向きに装着された……。
「な、何だ貴様は!?」
「俺は………仮面ライダードライブ!」
車のヘッドライトの様な目が強く輝く…仮面ライダードライブ・タイプスピードに俺は変身した。
俺はこの時から、仮面ライダードライブとして戦う事を誓ったんだ…。
ま、ドライブになったら、やっぱあの台詞を言いたくなるよなぁ…。
俺は腰を低く下ろして構える。
「初乗りだ…ひとっ走り付き合えよ!」
俺は思いっきり走って084を殴った!奴は呻きながら下がる。今がチャンス!俺は続けてパンチを放っていく。喧嘩は苦手だけど、不思議と身体が動く。これもライダーの力ってやつか?俺は084の胸に蹴りを入れて奴をぶっ飛ばした。
「ぐおおおおっ!?………お、己れェェ…!」
「流石にしぶといな…シャドー!」
呼ばれて飛んできたミッドナイトシャドーが俺の手に収まる。そして俺はキーを回してシフトスピードをシフトブレスから取り、新たにミッドナイトシャドーを装填しレバーを倒した!
《タイヤコウカーン!》
《Midnight SHADOW!》
タイプスピードタイヤが外れ、新たにミッドナイトシャドータイヤが俺の胸に装着された。タイプスピードシャドーとなった俺は両手に大きな手裏剣を形成してそれを084に投げた!
「ぐおおっ!?ぬううっ!?」
手裏剣は084の皮膚を切り裂き火花を散らしていく。
「お次はコイツだ!
《タイヤコウカーン!》
《Max FL
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