転生した彼らは何の為に生きるのか?
count,9 Determination
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「はぁ……」
俺は帰宅の途についていた。気持ちはまだモヤモヤしている……。どうしても戦えない…。何で俺がドライブに?ユウキとタケシだけでも充分だった筈…。
「俺には向いてないな……仮面ライダーなんて……」
「きゃあああああああああっ!?
な、悲鳴!?どこからか女の人の悲鳴が聞こえてきた。俺は一目散にその悲鳴が聞こえた方向に走った。そこには…。
「な、何なんですか…貴方は…!?
084とそれを前にして腰を抜かし倒れている長い黒髪の少女………ってアレは……もしかして、園田海未ちゃん!?
「やっぱ海未ちゃんは可愛いなぁ…!たまんねぇぜ…!
「ど、どうして私の名前を…?…ッ、こ、来ないで下さい!?」
海未ちゃんに迫っていく084。このままじゃ危ない!俺は迷わず走り出し084に体当たりをした。
「ぐっ!?テメェは…昼間の……!?」
「は、速く逃げて!?」
「へっ!…で、でも…!?」
「いいから速く!」
084が怯んだ隙に俺は海未ちゃんに逃げる様に言った。海未ちゃんは驚いたけど俺が強めに言ったのでフラフラと立ち上がりながら逃げていった。
「あ!?……この野郎!?よくも俺の海未ちゃんを!」
「何が俺の海未ちゃんだよ!?完全に嫌がってたじゃないか!?」
「嫌よ嫌よも好きの内って言うだろうがァァ!」
「無茶苦茶な……!」
そう言って084は俺に殴りかかってきた。俺はその腕を掻い潜って殴打を躱す。てかコイツの台詞完全にモテない男の台詞だな……。
だが、そんな事より早くコイツを何とかしないと……。
「チッ…このクソ野郎……ッ!?グハッ!?」
《タカユキ!》
「ッ!?ベルトさん!」
084がこちらを向いたその時だった。エンジン音を轟かせトライドロンが突っ込んで来て084を跳ね飛ばした
《さあ、私を装着するんだ!》
トライドロンのドアが開いた。俺はベルトさんに促されてベルトさんを装着した……なんかややこしいな…。
とにかく俺はベルトさんを装着してロイミュードの前に出たんだ。
「何であの子を狙ったんだ!?
「はぁ?決まってんだろ。お前はあの子の可愛さがわからねぇのか?」
いや俺、海未ちゃん推しだったんでよくわかりやす!
「俺はあの子を愛してるんだ…だからあの子を俺の物にして……ハァハァ…」
…………
……………
…………………………
…………………あ、コイツただの変態か。
「か、勝手な事言うなよ!あの子明らかに怖がってただろうが!」
「黙れ!?……学校でも邪魔
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